February 06, 2008

ラスベガス&グランドサークル旅行記 その17

目次
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その1(旅の準備から離陸まで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その2(成田-ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その3(ラスベガス到着からホテルまで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その4(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その5(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その6(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その7(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その8(ラスベガス-St George)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その9(ザイオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その10(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その11(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その12(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その13
(ブライスキャニオン国立公園-Highway 12-A Journey Through Time Scenic Byway)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その14(キャピトルリーフ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その15(デッドホースポイント州立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その16(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その17(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その18(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その19(モアブ-モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その20(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その21(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その22
(モニュメントバレー&ナバホナショナルモニュメント)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その23
(グレンキャニオンダム&レイクパウエル)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その24(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その25(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その26(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その27(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その28(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その29(ルート66&セリグマン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その30(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その31(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その32(ラスベガス-日本)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 番外編


ラスベガス&グランドサークル旅行記 その16」の続き。

2007年9月10日(月)、グランドサークル、ユタ州、アーチーズ国立公園。
Windows Sectionのトレイルを歩き終わり、駐車場を通り越して、
そのままDouble Arch Trailへ。
往復1.2kmの短いOne Way Trailです。

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ダブルアーチトレイルなのに、やっぱり関係ない岩山+青空を撮ってしまう私。
この空の青さは最高じゃ!
そして、乾燥した空気も静かな雰囲気も、全てが新鮮で素晴らしい。

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こちらが、主役のダブルアーチ。
1本の支柱(?)から2本のアーチに分かれているのが珍しいのだとか。
トレイルヘッドにある看板には"Morning is good for photographs"と
書いてありましたが、午後は逆光になってしまうので、
写真を撮るには確かに朝が最適だと思いました。
ただ、灼熱の季節だと、アーチによってできる日陰は、
トレイルを歩く時は非常に助かります。
私は、Windows Sectionのあまりの日差しの強さに干からびかけていて、
このトレイルに入ると「日陰だっ♪」と喜んでしまいました。

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途中からは下は砂地になりました。
こういうサラサラした砂を含む地層だったら、どんどん浸食されちゃうよねぇ。

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先ほどの写真よりもちょっと近づいたダブルアーチ。
クリックして写真を拡大すると、ここにも黒塗りされた人間の姿が見えます。
なんと小さいことよ。
いや、アーチがでかすぎるのだ!
なんなんですかこの大きさは。
これって本当に自然にできたものなの?
…って、いつまでたっても半信半疑な私w
ちなみに、上の写真に写っているのは同じツアーの方々です。
私たち以外にはほとんど人がいなかったと思います。
どこもかしこも、貸切状態のアーチーズ。
まさかこんなに人が少ないとは思っていなかった。
嬉しすぎる。

ダブルアーチは、穴が開いているところまで登ることができます。
下から見ると大したことはなさそうだなと思っていましたが、
結構高さがあって最後は急で、下りる時は怖いと聞いて、遠慮しました。
実際に登っていく人を見ていると、予想以上にアーチが大きいことが分かって、
見ているだけでも怖かったです。。
参加者の興奮した叫び声がアーチーズに響き渡って、静けさを再認識。
下が砂地だと、足音も消える。
またしても、静寂を楽しむ。
こんなにだだっ広い場所でこんなに静かな世界を体験するなんて
めったにないことだから、ものすごく新鮮。

このトレイルの帰り道で、他の参加者の人から「トイレに行きたくなくなったら
水分不足でもうヤバイらしい」というウワサを仕入れる。
え、私、こっちにきてからほとんどトイレにいきたくならないんですけど!
これってかなりヤバイのかな、と思って、「もっと水を飲もう!」と決意。

18:30、バスに戻る。
公園内を逆戻りして、モアブの町を目指す。
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夕日に染まる岩山。
青空の下で見る岩山もいいけど、こうやって黄金色に輝く姿もイイね。

19:07、本日のお宿であるBEST WESTERN GREENWELL INNに到着。
この旅初のモーテル。
モーテルって、小さい町にあることが多いような気がする。
やっぱり、星降り注ぐのはモーテルじゃなくてロッジだよなぁ、と思う(笑)。
私が泊まったのは、入り口に噴水があるモーテル。
プールやランドリーがあったり、結構設備が整ったところだったかも。
スーツケースを自分で運ぼうとしたら、ちょうどポーターさんが
荷物を取りにきたところで、私が自分で運ぼうとするのを見て
「信じられない!」みたいな反応をして荷物を運んでくれようとしたけど、
部屋まで近いから自分で運ぶと答えて、お断わり。
チップ代はまとめて支払い済なのに、なぜ自分で運ぼうとするんだと
不思議に思われたのかもしれません。

部屋のドアを開ける時は、ドキドキ。
また開かなかったらどうしよう〜、と思いながら、カードキーを差し込む。
カチャリと開くドア。
おおー、開いたー!
嬉しい嬉しい♪
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部屋は2bedで、広くて清潔。
薄型液晶テレビなんてものまでありました。
すげー。
私はテレビは見ませんでしたが。
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モーテルってもっと汚いところかと思っていたけど、
日本のビジネスホテルと変わらない。
いや、広さで言えば、このモーテルの方が圧倒的に広い。
「グランドサークルの旅=宿泊施設が劣悪」という偏見を持っていたので、
ブライスキャニオンロッジに続いて、ここでも悪い予想が裏切られました。
観光地化されているから、快適な旅になるんだろうなぁ。

ルームキーが挿してある紙に自分の名前が書いてあるんだけど、
苗字が英語の名前っぽく勝手にアレンジされていてバカウケw
多分フロントの人の間違いだろうけど、おもしろすぎ。
ここに書けないのが残念なくらいに絶妙にお上手なスペルミスでした。
日本人の名前は、アルファベットにしても難しいんだろうな。

そして、カードキーについて考える。
朝のブライスキャニオンロッジのロック事件を教訓に、
どうすれば外に出る時に鍵を忘れないかを試行錯誤。
ショルダーバッグに入れたり、ジーンズのポケットに入れたりした末に、
素晴らしい方法を思いついた。
部屋に入ったらすぐに持参のスリッパに履きかえて、
靴の中にカードキーを入れておくのだ〜!
これはほんとにいいアイデアで、この後絶対に失敗しなかった。
うひょひょ。
そういえば、アメリカのホテルにはスリッパがなかった。
飛行機の機内用として持っていったスリッパが大活躍。
歯ブラシもなし。
これも日本から持っていったマイ歯ブラシが大活躍。
昼間も持ち歩いて歯を磨いていた。

19時半、ご飯を温め始める。
このモーテルの近くにはスーパーがあって、
他の皆さんは結構買いに行っていたのではないかと思う。
私は日本から持っていった米を食っていたから、
買い物に出かける時間も選ぶ時間も節約。
ちなみに、以前頂いたコメントによると、「恋のサマーセッション」の撮影は
このモアブの町で行われたのだとか?!
や、アメリカだとは分かっていたけど、まさかモアブとは!!
そんなに大きな町ではないよね。
バランスロックやキャニオンランズでの撮影といい、
モアブ拠点で撮影したんだな〜、きっと。
モアブに泊まったはずだ!
モアブは高級ホテルなんてないから、きっとモーテルだよ!
BEST WESTERN GREENWELL INNかも?!?!
とか、いまさらながら妄想。
そういえば、会報にモアブのお店の名前も書いてあったな。
ついこの間読み返したばかりの会報が、すでに行方不明ですが。

お風呂に入って、さらに洗濯をして、気付いたら23時過ぎ。
時間が経つのが早すぎる!
時間はないけど、翌日の朝日鑑賞がないから、この日はちょっとゆっくりできる。
といっても、7:45集合だから、 5:45起きなんだけど。
洗濯をしていると30分くらいかかってしまう。
荷物が減るから洗濯は便利だと思っていたけど、手間がかかる。
洗濯自体よりも、宿が毎日変わるから乾かす作業が。
このモーテルはそんなに乾燥してなくて、バスタオルで絞った後に
アイロンをかけたりした。
ベラッジオにもアイロンがあって使ったけど、アイロン台がでかいの〜!
そして、一度クローゼットから出すと、折りたたみ方が分からなくて
自力では収納できない(笑)。
全部スチームアイロンだったな。


1日を振り返る。
この日は長くて濃い1日だったけど、そんなに疲れなかったなー。
ブライスキャニオンでは真っ暗闇への恐怖を押し切って朝日を見たり、
全然期待していなかったキャピトルリーフが予想以上によかったり、
デッドホースポイントに行ってコロラド川を見たり、
最後はアーチーズでプチハイキングまでしちゃって。
朝4時前に起きたのにこんなに元気でいられるなんてスゴイ。
普段の私なら無理だな。
グランドサークルで興奮しっぱなしの状態だったからこそできたんだろう。
ということは、日本ではやる気がないだけなのかも(笑)。

しかし、昼食前はフラフラしちゃって本当にヤバかった。
過酷な環境であるグランドサークルは、たとえ快適なバス旅行だとしても、
こまめな水+食料の補給は必須なのだと思い知る。
あと、朝にひねった右足が痛くなっていないことが本当によかったと安堵する。
内側にひねると少し痛いけど、歩いている時は痛みは感じない。
ケガ系の深刻なトラブルは、旅程に大きな影響を与えてしまうから怖い。
十分に気をつけなければ。
私はどちらかというと注意深い性格で、石橋を叩きながら渡るんだけど、
何か「これ!」という目標を見つけたり、テンパッて焦ってしまうと、
足元を見ずに猛ダッシュしてしまうクセがあるから、
足をすくわれない冷静さをいつでもどこかに残しておきたいと思った。

そして、翌日のことで心配になっていることがありました。
翌朝は、モーテルを出発してから再度アーチーズ国立公園に行き、
デリケートアーチトレイルという有名なトレイルを歩く予定でしたが、
最後に柵のない崖の道があるらしいのです。
ナバホループトレイルの恐怖がよみがえる…。
添乗員さんからトレイルの詳しい状況を聞いて、
ジグザグではなくてゆるいカーブで壁がずっとあるということを知り、
「それなら大丈夫かなぁ」と思って「行きます」と返事をしたものの、やっぱり怖い。
でも、ナバホループトレイルは本当に怖くて動けなくなってしまったけど、
その後他の柵アリのビューポイントで柵につかまりながらへっぴり腰で
下を見下ろしたりして、少し高所にも慣れたのではないかと思ってみたり。
デッドホースポイントでも意外と平気だったし。
まぁ、それは柵があったからなんだけど…。
添乗員さんと打ち合わせをしていた時点では、
ギリギリまでやってみようと思ってはいたけど、自信がなかったし、
ものすごく無理をしてまでやろうとは思っていなかった。
ダメだと見極めをつけたら、一人で潔く戻ってこようと思った。
元々アーチーズはそんなに楽しみではなくて、
選択できるならこの旅からはずそうと思っていた国立公園だし。

しっかし、日本で調べている時はそれほど意識してなかったことだけど、
グランドサークルって、もともと過酷な場所ではあるけど、
高所恐怖症の人間にとってはもっともっと過酷で厳しい土地だ!
「トレイルは柵がなくて道が細いところが多いから転落に注意」、
というのはあちこちで見かけていたけど、ここまで怖いとは思っていなかった。
有名な観光地でこれほどまでに危険と隣り合わせになっている場所って、
日本では考えられない。
頑丈な柵や立ち入り禁止の看板で、過保護に観光客を守ると思う。
でも、日本のやり方が良くてアメリカのやり方が悪いというわけではなくて。
グランドサークルは無防備な高所が多くてすごく怖かったんだけど、
自己責任だとか自然保護の思想が根底にあってこそのことだと思うし、
ダイナミックさがそのまま残ったり満足感が得られるということもあって、
私はアメリカの国立公園の方針の方が好きだと思った。

デリケートアーチトレイルの崖の道のことを考えると
すごく心配になってしまうんだけど、そうすると眠れなくなりそうで、
なるべく楽観的にというか、考えるのを後回しにしようと頑張る。
でもやっぱり眠れなくて、24時半過ぎまではごろごろしていた。
ブライスキャニオンでの夕方の無音と朝の地鳴りを思い出したりしながら。
あの無音状態はすごかったなぁ。
地球と大地の圧迫感が。
いつの間にか就寝。


2007年9月11日(火)、旅5日目。
5:35起床。
目覚ましで起きたんだったかな。
目覚めがあまりよろしくない。
この日の朝は、旅行中で一番体調が微妙だったかも。
この後、ウソのようにめきめきと回復して元気になっちゃうんだけど。

6:35、身支度も朝食も終了。
あれ、食事+身支度は、1時間あれば大丈夫か?
明日はピックアップの1時間45分前起床にしてみるか。
ちなみに、この日はアメリカにとって特別な日である、9.11。
旅に出る少し前に、旅行中に9.11を迎えることに気付いた。
旅行中は、ツアーだったこともあるし、テレビも全く見ていなかったし、
特に意識することはなかった。
テレビでは特集されていたようだけど。

7:00、眠いー。
この日はあんまり調子が良くないなとやっぱり思う。
なんとなくだるいし、お腹の調子もいまいち。
ぐるぐるいっているというか。
前日夜から意識して水分をかなり多めにとりはじめたから、
普段あまり水分を取ることになれていない私のお腹はびっくりしていたのかも。
でも、今日はたくさん水を飲もうと決意する。
足も少し心配。

せっかく朝ごはんと化粧が早く終わったのに、
気が抜けてもたもたしながら荷造りしていたら
ちょっとギリギリになってしまう。
でもどうにか荷物ピックアップの時間には間に合う。
ちょうどドア近くにいた時にピンポンがきて、鳴った瞬間にタイミングよく
ドアを開けたら、ポーターさんに「Wao!」とものすごく驚かれたw

部屋から出ると、綺麗なうろこ雲。
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すごいうろこ雲だなぁ〜。

別方向も。
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あぁぁ、写真を見るとあの光景を思い出す。
下書きの時点では、「思い出して、戻れないことへの悲しみを感じる。
入り込めばいつでも泣ける。泣けるほど、美しくて最高の思い出の旅」と
書いていました。
4ヶ月経った今は、もう涙は出なくなりました。
時間の流れは色々な意味ですごくて、残酷なのかもしれません。

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こちらは私が泊まったモーテルの建物。
とぐろを巻くゴールドのチューブが…。

早めにバスに乗って、前から2列目の席に座る。
バスが出発するまで、誰も1列目に座らなかった。
それどころか、真ん中から後ろの方に座る人が多い。
なぜ〜?!
最前列は、見晴らしが良くて最高の席なのにっ。

バスが出発し、10分ちょいでアーチーズ国立公園の入り口に到着。
デリケートアーチのトレイルの出発地点のWolfe Ranchまでは
30分くらいかかるわけだけど、あっという間に感じた。
朝は結構雲が多くて、その間から光が差し込んでいるのが分かる。
なんと美しいことよ!!!
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色付の窓越しに撮ったので、ちょっと暗い画像ですが。

スリーゴシップス、シープロック。
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丘を越えると、盆地が広がっている。
…盆地っていうのも変か(笑)。
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荘厳、壮大なアーチーズ、素敵。
夕方もいいけど、朝方のアーチーズも美しいね。

すれ違う車がほとんどいない園内の道を走っていて、「グランドサークルって
日本の観光地と違って観光客が少ないのかな」と考える。
これまでにまわった、ザイオン、ブライスキャニオン、キャピトルリーフ、
デッドホースポイント、アーチーズ。
どれも、「うわっ、人多い!うざいなぁ〜…」とストレスを感じることがなかった。
道にたまにぽつんとあるビューポイントにも、車はほとんど止まっていない。
日本だったら、狭い場所でもギッシリになりそうなのに。
閑散とした感じが最高!
夏はグランドサークルはかなり混み合うと聞いていたから、拍子抜け。
もう9月なわけだし、7、8月はもっと人が多いのかもしれないけど。
アメリカ在住の人に聞いたら、「アメリカはどこもこんなもの。
日本と違ってとにかく広いから」と言っていました。
でも、別のアメリカ在住の人に聞いたら、「場合によってかなり違う」
とのことだったので、空いていたのはたまたまなのかもしれません。


8:20頃、デリケートアーチへのトレイルの出発点であるWolfe Ranchに到着。
ここにもトイレがあるけれど、水洗ではないので入らないほうがいいと
添乗員さんからアドバイスあり。
モーテルで入ったあとは、トレイルの後に立ち寄るビジターセンターで
トイレを済ますのが良いらしい。

この時、スーツケースの鍵がないことになぜか突然気付くw
ベッドの上に忘れてきちゃったのかも。
朝のパッキングの前にゆっくりしすぎて最後はバタバタしちゃったからな…。
まぁ、蹴っ飛ばせば開いちゃう勢いのおんぼろスーツケースだったから、
鍵があったところで不安は消えないけど。
スペアの鍵もあることだし、そのまま闇に葬り去ることにしました。
毎日宿が変わる旅は、毎朝のパッキングがめんどくさいのと、
忘れ物をすると取りに戻れないのがデメリットですねぇ。

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Wolfe Ranchの太陽。
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雲。

デリケートアーチトレイルは、片道2.4kmのOne Way Trail。
このトレイルはすごくきついということがネットに書いてあったから、
体力に自信のない私は、今回の旅の中では一番構えていた。
実際に旅してみると、体力的なことよりも高所恐怖症の方が
ネックになってしまったのだが。
そういう意味では、リタイアしたナバホループトレイルが
私にとっては一番きつかったかな。
視覚的な恐怖はもちろん、体力的にも、ブライスキャニオンほどの
高地でのハイキングはとにかくきつい!
心臓がバクバクいいすぎるもん。

デリケートアーチはとても有名で、ユタ州のシンボルにもなっている。
去年の地球の歩き方の「アメリカの国立公園」もデリケートアーチが表紙だし、
ユタ州のナンバープレートも、デリケートアーチの絵が描かれている。
ナンバープレートの写真を撮りたいと思ったけど、
カメラをかまえてうろうろする時に限って、ユタの車が見つからなかった…。
カリフォルニアナンバーが多かったかな。
私が行ったような観光地は、他州からの観光客が多いんだろう。

ちなみに、この日から、着る服を長袖に変えました。
UVカットの長袖シャツが大活躍。
日本だと暑くて真夏に着るには不適切だけど、グランドサークルだと、
どんなに暑い日でも、長袖でも大丈夫だった。
汗をかかないから。
ま、そりゃ、半袖より暑いんだけど、耐えられる暑さ。
焦がすような紫外線から肌をある程度守ってくれるし。
強い日差しが避けられて涼しく感じたこともあったかもしれない。


そして、8時半前から歩き始める。
最初は草原の間の小道を登っていくような感じ。
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道のすぐ横にある地層。
Wolfe Ranch周辺にはこういう青っぽい地層が多かった。

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正面に見える岩山の向こう側まで行きます。

大地は、すっごく赤い!
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思わず写真を撮る。

そのうち、噂に聞いていた岩山にさしかかる。
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なだらかな白っぽい岩山。
でも、登りはじめると、きついー!
結構勾配があるのよ、特に後半が。
心臓破りの丘です。
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この岩山は、一枚岩らしい。
こんなでかい岩に登ったのは初めてだ!
写真を撮りながらちんたら歩いているうちに、一番後ろになってしまった。

20分くらい歩いて「あぁきつい。もうだめだ…」と思いかけたところで、小休憩。
ゼイゼイハアハアして、岩に座り込む。
休憩中にポカリスエットを飲み、アミノバイタルで栄養補給。
山歩きに慣れている人が「こんな早いペースだとバテる」と言っていたので、
先頭の人の歩くペースが早めだったのかもしれません。

短時間でだいぶ登ってきていて、景色が良い。
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Winodows Sectionよりは景色は開けていなかったな。
岩山の谷間にあるような感じで。

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足元を見ると結構怖いっ(写真では分かりにくいですが)。
急勾配を見ると、でんぐり返しをしながら坂を転がり落ちていく自分を
妄想してしまいます。
高所恐怖症の人って、落ちるイメージをしちゃうから怖くなるんでしょうか。

こんな急勾配、登るのはいいけど、私は下ることができるんだろうか?と
不安になる。
現に、ここで立ち上がる時、ちょっと怖かった。

5分くらいの休憩で出発。
あまり長く休みすぎると体が冷えてしまってよくないらしい。
立ち上がると、すっごく体が軽くなっていてびっくり!
少しの休憩、水分補給、栄養補給は効果抜群。
勾配がひと段落して次のステップに入ったら、少し砂地っぽい雰囲気に。
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木も生えています。
ここから先は勾配もあまりなく、体力的にはすごく楽な道が続きます。

岩の上で生物発見ー!
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コガネムシみたいなやつ。
虫は得意じゃないくせに、いそいそと写真を撮った。

前方に岩あり。
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私にはハンバーガーに見えたから、ハンバーガーロックと名付ける。

そして9:05頃、例の崖に到着。
その手前で、トレイルをはずれて右側の大きな岩の上を
歩き始めてしまう人がいて、一同ヒヤヒヤする。
もうね、かなり高い場所で、傾斜も急!
見ているだけでも怖い!
「うわぁ、怖い…」とつぶやいて、思わず目をそらしてしまう。
端まで来たその人は、崖っぷちを降りようとしはじめた。
そうしたら、足が滑ってずるっと落ちかけた!
ぎゃー!!
ちょっと!!!
カメラを持ちながらだから、ほんと、危ない!!!
皆「あっ」と息を呑んだけど、なんとか体勢を立て直して、無事に降りてきた。
心臓に悪い。。
っていうか、これから崖っぷちの道にチャレンジしなければならないのに、
なんというものを見てしまったのだ!
恐怖心が煽られる(笑)!
アメリカの国立公園は、ちょっとした油断が命に関わることになります…。

崖の道にチャレンジする前に、気分を落ち着けようと思って写真を撮る。
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このなめらかな岩山が好き。

崖っぷちの道のスタート地点は、こんな感じです。
2007_0911_090544





思ったよりは大丈夫そうかなぁ?
足手まといになりたくなくて、皆さんに先に行ってもらいました。
ためらいもなく歩いていける人が、すごくすごくうらやましかった。
…私以外は全員ためらいなく歩けたのですが(笑)。

いつまでもためらっているわけにもいかないので、私も出発することに。
けわしくとも最高の景色が待っている道が、私の目の前にある!
ブライスキャニオンではリタイヤしてしまったチキンな私は、
果たして無事にゴールにたどり着いて最高の景色を眺めることが
できるのでしょうか?


続きは、「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その18」へ。


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inaba_inaba_k at 19:33│コメント(3)旅☆EVERYDAY 

この記事へのコメント

1. Posted by pon   February 08, 2008 19:36
ゴールドのチューブ、説明読む前に写真を大きくして見た時「なんだろ、このオブジェ」と思いました。
toriさんがハンバーガーロックと名づけた岩、これもまた説明読む前に写真を大きくしたのですが、「脳みそ」に見えました。ハンバーガーロックのほうが断然納得できます。toriさんの旅行記に出てくる、カードキーとスーツケース、出てくるたびにドキットしてます。何かが起こりそうで^^; 部屋を出てから撮影されたうろこ雲、奥行きを感じます。
2. Posted by cat   February 11, 2008 15:08
5 一枚目の青い空の写真と、雲の間から光が差し込んでいる写真が凄く好きです。
ハンバーガーロックは、私には日本の古墳のように見えました。

toriさんは、旅の途中の自分の体調管理に気をつけていて、さすがだなあと思いました。私は、紫外線対策はしても、水分と栄養補給を忘れてしまいそうです。とても参考になります。

私も、少し延びて4月に引越しすることになりました。
この際、いらない物は処分しようと思うのですが、全然片付きません(笑)
3. Posted by    February 29, 2008 22:58
こんばんは!
明日(3/1)21時からTBS系の『アース・オデッセイ“地球とは何だ!?”』という番組で、モデルのSHIHOがグランドキャニオンを訪れるそうです。
toriさんは実際に行かれて自分の目で見て来られたので、もうテレビで見る必要はないかもしれないのですが、念のため・・と思ってコメントさせていただきました。
私はtoriさんの旅行記を読んでグランドキャニオンに興味ムンムンになったので見ようと思います。
それでは〜。

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