May 24, 2008
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その23
目次
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その1(旅の準備から離陸まで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その2(成田-ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その3(ラスベガス到着からホテルまで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その4(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その5(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その6(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その7(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その8(ラスベガス-St George)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その9(ザイオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その10(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その11(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その12(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その13
(ブライスキャニオン国立公園-Highway 12-A Journey Through Time Scenic Byway)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その14(キャピトルリーフ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その15(デッドホースポイント州立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その16(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その17(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その18(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その19(モアブ-モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その20(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その21(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その22
(モニュメントバレー&ナバホナショナルモニュメント)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その23
(グレンキャニオンダム&レイクパウエル)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その24(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その25(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その26(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その27(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その28(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その29(ルート66&セリグマン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その30(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その31(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その32(ラスベガス-日本)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 番外編
「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その22」の続き。
2007年9月12日(水)、グランドサークル、アリゾナ州。
午前10時前、Navajo National Monumentを出発して、
Pageに向かう。
出発して間もなく、すれ違う車がパッシングをした。
「ナニゴト?」と思ったら、ドライバーがスピードを落とし、
その先に見えたのは…

道路を横切る羊の群れ!
羊飼いとシープドッグもいる〜。
…羊だけじゃなくてヤギもいる?
こういう光景をナマで見るのは初めてだから、びっくり。
彼らは、道なき道をさっさか進んでいった。

どこに行くんだろう…。
10:15、今日は最初から眠い!
少し寝てしまった。
もったいない。
起きていたいのに。

ずっと平原の一本道。
10:25、カロりーメイト1本食す。
お腹は空いていないけど、体力のために。
10:33頃、カーブを曲がったらビュートみたいなものが出現。
あれは岩?
岩山?

キャニオンになっているところ、メサみたいなものがあるところ、いろいろ。

くどいようだけど、本日、快晴。
前方に、雲なし!
もしかしたら、アレを見ることができるかも!!
この時は「前方に雲なし」ということが何よりも重要だった。
旅の一番の目的を達成するためには、必須条件だった。
これまで以上に、空模様が気になる。
曇りじゃダメなのよ、「雲1つない快晴」じゃないと。
ドキドキしてくる。
10:55、また寝てしまった…。
眠〜い。
睡眠時間的には4時間ちょいで、
極端に少ないわけではないはずなんだけど。
旅の疲れが出てきたか?
そういえば、この日辺りから、ブライスキャニオン2日目にひねった
右足の痛みが徐々に出てきていたような気がする。
歩いている時は大丈夫なんだけど。
眠いけど、ドライブは楽しすぎる。
こんなに楽しいドライブなら、
日本までバスで帰ってもいい、と感じる。
そして、距離の計算なんてしちゃって。
この5日間の走行距離が日本列島分くらいだから、
太平洋を越えて日本まで帰るとなると、
1ヶ月くらいかかるかな?
海の中ではなくてグランドサークルがずっと続くなら、
それもいいかな、なんて思った。
現実にはありえないわけだけど。
11:08、電線が見えてくる。
町が近いのか?と思ったら、3本の煙突が。

これが、色々な旅行記で読んだ煙突か!
火力発電の煙突。
レイクパウエルを作ってグレンキャニオンダムがあるのに
なぜ火力発電をするかというと、ダムを作ったのに、
白人がナバホに電力をあげなかったから、らしい。
それで仕方なくナバホの人は火力発電所を作ったのだとか。
グランドキャニオンのもやは、この発電所が原因の一つだと
言われているらしい。
11:09、レイクパウエルが見えてきた。

遠くに青い湖面がちょっと見える♪
レイクパウエルはアメリカで2番目に大きい人口湖で、
完成までに10年、それから水が満水になるまで
17年もかかったらしい。
ありえない規模…。
ダムを作る時の資材置き場になったのが、Pageの町だった。
この湖の下には、7個だか9個くらいのキャニオンが沈んでいるらしい。
渓谷を沈めて、美しい人口湖レイクパウエルができて、
リゾート地になったわけだけど、ダムを作った人は後悔したのだとか。
グランドキャニオンだけでもあれほど壮大で美しい渓谷なのに、
一つとして同じものはない美しい渓谷を沈めてしまったんだから、
そりゃ後悔するよね。
でも、このダムがないと電力や給水をどうするのかという
問題も出てきてしまうのだろうから、難しいね。
人が増えすぎて文明活動をしすぎるのが問題なのか。
全部太陽電池にしちゃうとか。
丘を越える。

11:21、時差のため、時計を1時間戻して10:21にする。
ちょっとお得?
バスの中から見えた、ダムと湖。

美しい。
荒野の真ん中にあるからなおさら。
10:25、Carl Hayden Visitor Centerに到着。

ここは、グレンキャニオンダムとレイクパウエルの
ビジターセンターなのかな。
このビジターセンターのセキュリティーチェックが厳しかった。
なんと、バッグ持ち込み禁止。
えぇー!
バッグ持込禁止って!
入りたい人は、お財布などは手に持って入場して下さい、とのこと。
うわ〜、厳しい!
私は、お財布を手に持ち、デジカメをポケットに入れて入場することに。
空港同様、ダムはテロの標的になりやすいということから、
ここまで厳しくなったらしい。
そうだよね。
給水や電力が止まってしまったら、ヤバイもんね。
入り口で、セキュリティーチェック。
財布やデジカメをトレイに乗せて、空港にあるような
金属探知のアーチをくぐる。
…ピンポーン♪
鳴った!
空港でも鳴ったことがないのに、人生で初めて鳴った!
マジで!
何がひっかかった?!
初体験におろおろしていたら、腕時計を指差される。
えっ、腕時計が引っかかるの?!
これまでひっかかったことはなかったぞ?!
空港以上に厳重なのか…と思ったけど、
ポケットに携帯電話が入っていたことを思い出し、
それもトレイに乗せてもう一度くぐったら、パスできた。
時計じゃなくて携帯がひっかかったのかな。
検査官が怖かった。
いや、怖いくらいでいいんだよね、こういうのは。
腹巻の中のスーツケースの鍵とデジカメのメディアは、
出すのを忘れていたけど、大丈夫だった。
私の前に通った男の人は、別スペースに連れて行かれて
入念なボディーチェックを受けていた。
いやはや、本当に厳重。
フーバーダムもかなり厳しいらしく、スーツケースを
バスに積んでいると通ることができないらしい。
中は普通のビジターセンターだけど、比較的新しくて綺麗な感じがした。
トイレに直行したら、隣の女性がものすごい音を立てて(以下自粛
…ビビる。
日本では水を流して用を足す人がいるけど、アメリカではそういうことを
している人はいなかった。
水は大切だもの!
こういうところでも、文化の違いというか、
価値観の違いみたいなものが見えてきておもしろい。
何を大切に思い、何を恥ずかしく思い、何を気にするのか。
ビジターセンターの中央には、レイクパウエルの模型がある。

広大です。
湖の長さは300km、入り組んだ湖岸線は3000km以上あるとか?
ビジターセンターの中から、グレンキャニオンダムを見下すことができる。

写真だと遠近感が分かりにくいですが、もんのすっごく深いです!
ガラス越しに見下ろしても足がすくむほど。
ダムの下まで、一体何メートルあるんだろう?!
中央よりやや右上に乗用車やバスが止まっているのが見えますが、
豆粒のようでした。
レイクパウエルも少し見える。

レイクパウエルはほんの一部しか見えないけど、とても美しい。
褐色の湖岸と青い湖面。
猿の惑星の撮影にも使われたらしい。
確かに、地球上とは思えないような美しさ。

水槽に魚がいたから、激写。
10:36、外からもダムを見たかったから、
ちょっと早めに外に出る。
今日も暑くなってきた〜。
快晴〜!!
ビジターセンターの横にある岩山を激写。

褐色の岩肌と空の青が素敵にマッチしている。
この組み合わせは大好き。
色々な場所で色々な赤茶+青を見てきたけど、どれも素晴らしい。
なぜこんなに心が惹かれるのか、その理由を見つける余裕も
ないほどに、わけが分からないまま、好きだった。
ビジターセンターの周りは芝生がある。
木陰に入ると、涼しくて気持ちいい。
その辺で座っていようかと思ったけど、先客がいたから、
日向に出てダムを見にいく。
やっぱりレイクパウエルは美しい!
今回は短時間しかいなかったけど、
半日くらいかけて探索してみたい気もする。
渓谷にかかる橋も写真に撮る。

こんな橋、どうやって作ったんだ…。
人間って恐ろしい。
いや、ここは「人間ってすごい」と言うべきか。
10:45集合、出発。
橋を渡る時、添乗員さんが「ここがコロラド川の川下りの
出発地点になっています」と言っていたと思う。
緑色のコロラド川。
ここで土砂が沈んで、コロラド川は赤い川ではなくて
緑の川になっているそうだ。
このダムが作られてから、コロラド川の生態系は変わってしまったらしい。
流れる川が変われば、その流域の生態系も変わる。
長い年月をかけて出る影響を考えると、人間は大変なことを
してしまったのかもしれないですな…。
11:00頃、Pageのスーパーマーケット、SAFEWAYに到着。
この日は水を買おうと思っていたから、最初からカートを引っ張ってくる。
そのカートを見て、ギリギリchopを思い出して激写。

これ、ほんと、大人でも乗ることができるねw
アメリカ人はこんなにでっかいカートで一体何を買うんでしょうか。
このスーパーでは、サラダバーを探したけど、なかった。
う〜ん、でも、野菜は摂った方がいいよね…。
というわけで、トマト1個を丸かじりすることにする。
72セントなり。
トマト丸かじりは、日本にいる時から考えていたことだった。
アメリカではきっと野菜が不足するから、サラダが手に入らない時は、
トマトでもりんごでもいいから買って丸ごと食おう、と。
あと買ったのは、ベーグル1個$0.5。
トマト1個とベーグル1個がお昼ご飯。
今考えると「少ないんじゃないの?」と思ってしまうけど、
ここ数日、自分のお腹の限界を知ったから、
これ以上買っても食べられないだろうと予想して
この量にしたんだろう。
ベーグルは、日本のやつよりかなりでかいし。
お昼ごはん、合計$1.2です。
なんつー安さ!
水は2Lで$1.5。
旅行は体力勝負だから、食費はあまりケチらずに
しっかりと食べようと思っていたけど、
体(頭?)が要求するものを追及したらこうなってしまった。
いいんだか悪いんだか。
バスに戻る時、芝生と木陰を見つけて
「あ、ここいい!ここでランチにしよう!」と決意。
バスに戻って水を置いて、トマトとベーグルを持って芝生へ。

スーパーの看板がちょうど木陰を作っていた。
涼しくて気持ちいい〜♪
ここでのランチも印象深いなぁ。
交差点に面しているスーパーで、アメリカの田舎町の喧騒と共にランチ。
日本ならうるさくてイヤになるだろうけど、グランドサークルでは
全てが新鮮で楽しかった。
一人でこうしてランチをしているというのがまた楽しくて!
これ、一人でのレンタカー旅行だったらどうだろう。
ここまで楽しめただろうか?
なんだか、制限付きだからこそ、自由を謳歌できたの
かもしれないと思ったりもする。
何もかも完全に自由だと、責任がのしかかってくる。
私は、限られた自由を叫びまくる方が
より多くの自由を感じられるのかもしれない。
っていうか、自由って何なのかいまだにはっきりとは分からず
漠然と使ってしまっているんだけど。
ランチ用の水を持ってくるのを忘れてしまって、
ベーグルを食べる時にやや苦戦。
トマトがあったから大丈夫だったけど。

写真を撮る前にがっついてしまい、「あ」と気付いて裏側から撮ったw
ベーグルの写真は撮り忘れた。
たかがトマトとベーグル1個ずつなのに意外と苦戦したけど、
「これは食わないとだめだ!」と思って、全部食べきる。
昼食を食べてバスに戻った時、はっと思い出して
デジカメのメディアを交換する。
残り40枚くらいあったけど、次の場所でそれ以上撮る自信があったから(笑)。
続きは、「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その24」へ。
【当blogの画像、動画等の無断転載・加工等はご遠慮下さい】

↑1日1クリックでポイントが加算されます☆
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その1(旅の準備から離陸まで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その2(成田-ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その3(ラスベガス到着からホテルまで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その4(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その5(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その6(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その7(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その8(ラスベガス-St George)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その9(ザイオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その10(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その11(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その12(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その13
(ブライスキャニオン国立公園-Highway 12-A Journey Through Time Scenic Byway)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その14(キャピトルリーフ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その15(デッドホースポイント州立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その16(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その17(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その18(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その19(モアブ-モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その20(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その21(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その22
(モニュメントバレー&ナバホナショナルモニュメント)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その23
(グレンキャニオンダム&レイクパウエル)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その24(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その25(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その26(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その27(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その28(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その29(ルート66&セリグマン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その30(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その31(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その32(ラスベガス-日本)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 番外編
「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その22」の続き。
2007年9月12日(水)、グランドサークル、アリゾナ州。
午前10時前、Navajo National Monumentを出発して、
Pageに向かう。
出発して間もなく、すれ違う車がパッシングをした。
「ナニゴト?」と思ったら、ドライバーがスピードを落とし、
その先に見えたのは…
道路を横切る羊の群れ!
羊飼いとシープドッグもいる〜。
…羊だけじゃなくてヤギもいる?
こういう光景をナマで見るのは初めてだから、びっくり。
彼らは、道なき道をさっさか進んでいった。
どこに行くんだろう…。
10:15、今日は最初から眠い!
少し寝てしまった。
もったいない。
起きていたいのに。
ずっと平原の一本道。
10:25、カロりーメイト1本食す。
お腹は空いていないけど、体力のために。
10:33頃、カーブを曲がったらビュートみたいなものが出現。
あれは岩?
岩山?
キャニオンになっているところ、メサみたいなものがあるところ、いろいろ。
くどいようだけど、本日、快晴。
前方に、雲なし!
もしかしたら、アレを見ることができるかも!!
この時は「前方に雲なし」ということが何よりも重要だった。
旅の一番の目的を達成するためには、必須条件だった。
これまで以上に、空模様が気になる。
曇りじゃダメなのよ、「雲1つない快晴」じゃないと。
ドキドキしてくる。
10:55、また寝てしまった…。
眠〜い。
睡眠時間的には4時間ちょいで、
極端に少ないわけではないはずなんだけど。
旅の疲れが出てきたか?
そういえば、この日辺りから、ブライスキャニオン2日目にひねった
右足の痛みが徐々に出てきていたような気がする。
歩いている時は大丈夫なんだけど。
眠いけど、ドライブは楽しすぎる。
こんなに楽しいドライブなら、
日本までバスで帰ってもいい、と感じる。
そして、距離の計算なんてしちゃって。
この5日間の走行距離が日本列島分くらいだから、
太平洋を越えて日本まで帰るとなると、
1ヶ月くらいかかるかな?
海の中ではなくてグランドサークルがずっと続くなら、
それもいいかな、なんて思った。
現実にはありえないわけだけど。
11:08、電線が見えてくる。
町が近いのか?と思ったら、3本の煙突が。
これが、色々な旅行記で読んだ煙突か!
火力発電の煙突。
レイクパウエルを作ってグレンキャニオンダムがあるのに
なぜ火力発電をするかというと、ダムを作ったのに、
白人がナバホに電力をあげなかったから、らしい。
それで仕方なくナバホの人は火力発電所を作ったのだとか。
グランドキャニオンのもやは、この発電所が原因の一つだと
言われているらしい。
11:09、レイクパウエルが見えてきた。
遠くに青い湖面がちょっと見える♪
レイクパウエルはアメリカで2番目に大きい人口湖で、
完成までに10年、それから水が満水になるまで
17年もかかったらしい。
ありえない規模…。
ダムを作る時の資材置き場になったのが、Pageの町だった。
この湖の下には、7個だか9個くらいのキャニオンが沈んでいるらしい。
渓谷を沈めて、美しい人口湖レイクパウエルができて、
リゾート地になったわけだけど、ダムを作った人は後悔したのだとか。
グランドキャニオンだけでもあれほど壮大で美しい渓谷なのに、
一つとして同じものはない美しい渓谷を沈めてしまったんだから、
そりゃ後悔するよね。
でも、このダムがないと電力や給水をどうするのかという
問題も出てきてしまうのだろうから、難しいね。
人が増えすぎて文明活動をしすぎるのが問題なのか。
全部太陽電池にしちゃうとか。
丘を越える。
11:21、時差のため、時計を1時間戻して10:21にする。
ちょっとお得?
バスの中から見えた、ダムと湖。
美しい。
荒野の真ん中にあるからなおさら。
10:25、Carl Hayden Visitor Centerに到着。
ここは、グレンキャニオンダムとレイクパウエルの
ビジターセンターなのかな。
このビジターセンターのセキュリティーチェックが厳しかった。
なんと、バッグ持ち込み禁止。
えぇー!
バッグ持込禁止って!
入りたい人は、お財布などは手に持って入場して下さい、とのこと。
うわ〜、厳しい!
私は、お財布を手に持ち、デジカメをポケットに入れて入場することに。
空港同様、ダムはテロの標的になりやすいということから、
ここまで厳しくなったらしい。
そうだよね。
給水や電力が止まってしまったら、ヤバイもんね。
入り口で、セキュリティーチェック。
財布やデジカメをトレイに乗せて、空港にあるような
金属探知のアーチをくぐる。
…ピンポーン♪
鳴った!
空港でも鳴ったことがないのに、人生で初めて鳴った!
マジで!
何がひっかかった?!
初体験におろおろしていたら、腕時計を指差される。
えっ、腕時計が引っかかるの?!
これまでひっかかったことはなかったぞ?!
空港以上に厳重なのか…と思ったけど、
ポケットに携帯電話が入っていたことを思い出し、
それもトレイに乗せてもう一度くぐったら、パスできた。
時計じゃなくて携帯がひっかかったのかな。
検査官が怖かった。
いや、怖いくらいでいいんだよね、こういうのは。
腹巻の中のスーツケースの鍵とデジカメのメディアは、
出すのを忘れていたけど、大丈夫だった。
私の前に通った男の人は、別スペースに連れて行かれて
入念なボディーチェックを受けていた。
いやはや、本当に厳重。
フーバーダムもかなり厳しいらしく、スーツケースを
バスに積んでいると通ることができないらしい。
中は普通のビジターセンターだけど、比較的新しくて綺麗な感じがした。
トイレに直行したら、隣の女性がものすごい音を立てて(以下自粛
…ビビる。
日本では水を流して用を足す人がいるけど、アメリカではそういうことを
している人はいなかった。
水は大切だもの!
こういうところでも、文化の違いというか、
価値観の違いみたいなものが見えてきておもしろい。
何を大切に思い、何を恥ずかしく思い、何を気にするのか。
ビジターセンターの中央には、レイクパウエルの模型がある。
広大です。
湖の長さは300km、入り組んだ湖岸線は3000km以上あるとか?
ビジターセンターの中から、グレンキャニオンダムを見下すことができる。
写真だと遠近感が分かりにくいですが、もんのすっごく深いです!
ガラス越しに見下ろしても足がすくむほど。
ダムの下まで、一体何メートルあるんだろう?!
中央よりやや右上に乗用車やバスが止まっているのが見えますが、
豆粒のようでした。
レイクパウエルも少し見える。
レイクパウエルはほんの一部しか見えないけど、とても美しい。
褐色の湖岸と青い湖面。
猿の惑星の撮影にも使われたらしい。
確かに、地球上とは思えないような美しさ。
水槽に魚がいたから、激写。
10:36、外からもダムを見たかったから、
ちょっと早めに外に出る。
今日も暑くなってきた〜。
快晴〜!!
ビジターセンターの横にある岩山を激写。
褐色の岩肌と空の青が素敵にマッチしている。
この組み合わせは大好き。
色々な場所で色々な赤茶+青を見てきたけど、どれも素晴らしい。
なぜこんなに心が惹かれるのか、その理由を見つける余裕も
ないほどに、わけが分からないまま、好きだった。
ビジターセンターの周りは芝生がある。
木陰に入ると、涼しくて気持ちいい。
その辺で座っていようかと思ったけど、先客がいたから、
日向に出てダムを見にいく。
やっぱりレイクパウエルは美しい!
今回は短時間しかいなかったけど、
半日くらいかけて探索してみたい気もする。
渓谷にかかる橋も写真に撮る。
こんな橋、どうやって作ったんだ…。
人間って恐ろしい。
いや、ここは「人間ってすごい」と言うべきか。
10:45集合、出発。
橋を渡る時、添乗員さんが「ここがコロラド川の川下りの
出発地点になっています」と言っていたと思う。
緑色のコロラド川。
ここで土砂が沈んで、コロラド川は赤い川ではなくて
緑の川になっているそうだ。
このダムが作られてから、コロラド川の生態系は変わってしまったらしい。
流れる川が変われば、その流域の生態系も変わる。
長い年月をかけて出る影響を考えると、人間は大変なことを
してしまったのかもしれないですな…。
11:00頃、Pageのスーパーマーケット、SAFEWAYに到着。
この日は水を買おうと思っていたから、最初からカートを引っ張ってくる。
そのカートを見て、ギリギリchopを思い出して激写。
これ、ほんと、大人でも乗ることができるねw
アメリカ人はこんなにでっかいカートで一体何を買うんでしょうか。
このスーパーでは、サラダバーを探したけど、なかった。
う〜ん、でも、野菜は摂った方がいいよね…。
というわけで、トマト1個を丸かじりすることにする。
72セントなり。
トマト丸かじりは、日本にいる時から考えていたことだった。
アメリカではきっと野菜が不足するから、サラダが手に入らない時は、
トマトでもりんごでもいいから買って丸ごと食おう、と。
あと買ったのは、ベーグル1個$0.5。
トマト1個とベーグル1個がお昼ご飯。
今考えると「少ないんじゃないの?」と思ってしまうけど、
ここ数日、自分のお腹の限界を知ったから、
これ以上買っても食べられないだろうと予想して
この量にしたんだろう。
ベーグルは、日本のやつよりかなりでかいし。
お昼ごはん、合計$1.2です。
なんつー安さ!
水は2Lで$1.5。
旅行は体力勝負だから、食費はあまりケチらずに
しっかりと食べようと思っていたけど、
体(頭?)が要求するものを追及したらこうなってしまった。
いいんだか悪いんだか。
バスに戻る時、芝生と木陰を見つけて
「あ、ここいい!ここでランチにしよう!」と決意。
バスに戻って水を置いて、トマトとベーグルを持って芝生へ。
スーパーの看板がちょうど木陰を作っていた。
涼しくて気持ちいい〜♪
ここでのランチも印象深いなぁ。
交差点に面しているスーパーで、アメリカの田舎町の喧騒と共にランチ。
日本ならうるさくてイヤになるだろうけど、グランドサークルでは
全てが新鮮で楽しかった。
一人でこうしてランチをしているというのがまた楽しくて!
これ、一人でのレンタカー旅行だったらどうだろう。
ここまで楽しめただろうか?
なんだか、制限付きだからこそ、自由を謳歌できたの
かもしれないと思ったりもする。
何もかも完全に自由だと、責任がのしかかってくる。
私は、限られた自由を叫びまくる方が
より多くの自由を感じられるのかもしれない。
っていうか、自由って何なのかいまだにはっきりとは分からず
漠然と使ってしまっているんだけど。
ランチ用の水を持ってくるのを忘れてしまって、
ベーグルを食べる時にやや苦戦。
トマトがあったから大丈夫だったけど。
写真を撮る前にがっついてしまい、「あ」と気付いて裏側から撮ったw
ベーグルの写真は撮り忘れた。
たかがトマトとベーグル1個ずつなのに意外と苦戦したけど、
「これは食わないとだめだ!」と思って、全部食べきる。
昼食を食べてバスに戻った時、はっと思い出して
デジカメのメディアを交換する。
残り40枚くらいあったけど、次の場所でそれ以上撮る自信があったから(笑)。
続きは、「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その24」へ。
【当blogの画像、動画等の無断転載・加工等はご遠慮下さい】
↑1日1クリックでポイントが加算されます☆
inaba_inaba_k at 09:08│コメント(3)│旅☆EVERYDAY
この記事へのコメント
1. Posted by pon May 25, 2008 21:12
橋、怖いですね〜。写真だけでビビッてます。日本の山道に架かる橋だって停止してると揺れてるのが分かって怖いんですから、この橋の上で揺れを感じたら一切動けなくなりそうです。 スーパーの看板の影、思わず黒塗りつぶしじゃないかと思っちゃいました^^;
周りの鮮やかさの中、あんまりにも黒々してるので。影って黒いもんなんですね! 私は自然の水辺が怖いのですが、グレンキャニオンダムの写真にもビビリました。人口湖レイクパウエル・・・人口なんですか!?この規模の大きさ、すごいです。自分の世界のちっちゃさ、改めて思うとツマヨウジの先っちょみたいなもんだと思いました。
周りの鮮やかさの中、あんまりにも黒々してるので。影って黒いもんなんですね! 私は自然の水辺が怖いのですが、グレンキャニオンダムの写真にもビビリました。人口湖レイクパウエル・・・人口なんですか!?この規模の大きさ、すごいです。自分の世界のちっちゃさ、改めて思うとツマヨウジの先っちょみたいなもんだと思いました。
2. Posted by 志 May 25, 2008 21:59
またまた素敵な写真ありがとうございます カラッとした感じいいですね!近頃このベタッとした日本の夏を感じるとなお更に気持ち良さそうです
セキュリティー凄いですね さすがアメリカ でももしもこの巨大なダムがテロの標的になったりしたらと考えただけでも怖いです
カート確かにギリギリchop!とそこでカートを見て思って写真撮るあたり さすがtiriさんですね(^^)
外人さんってやたらいっぱい買い物しますよね!そのカートが山盛りになるくらい買い込むじゃないですか
日本みたいにちょこちょこ買い物行ったりしないんですかね
セキュリティー凄いですね さすがアメリカ でももしもこの巨大なダムがテロの標的になったりしたらと考えただけでも怖いです
カート確かにギリギリchop!とそこでカートを見て思って写真撮るあたり さすがtiriさんですね(^^)
外人さんってやたらいっぱい買い物しますよね!そのカートが山盛りになるくらい買い込むじゃないですか
日本みたいにちょこちょこ買い物行ったりしないんですかね
3. Posted by cat May 26, 2008 23:52
ぬけるような青空、渓谷の橋、なんだか現実のものとは思えないほど凄いですね。魅かれます。
羊や魚、toriさんの動物の写真も好きです。
そして、みずみずしいトマトがおいしそうですね。子供の頃の遠足のときもそうでしたが、外で食事をするといつもよりおいしく感じるのは何故なんでしょうか。
カートの写真は、ギリギリchopのカゴイナバ、お買い上げですね(笑)
環境や生態系の問題など、いろいろ考えさせてもくれる旅行記です。ありがとうございます。
羊や魚、toriさんの動物の写真も好きです。
そして、みずみずしいトマトがおいしそうですね。子供の頃の遠足のときもそうでしたが、外で食事をするといつもよりおいしく感じるのは何故なんでしょうか。
カートの写真は、ギリギリchopのカゴイナバ、お買い上げですね(笑)
環境や生態系の問題など、いろいろ考えさせてもくれる旅行記です。ありがとうございます。



