July 21, 2008
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その32
目次
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その1(旅の準備から離陸まで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その2(成田-ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その3(ラスベガス到着からホテルまで)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その4(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その5(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その6(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その7(ラスベガス観光)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その8(ラスベガス-St George)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その9(ザイオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その10(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その11(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その12(ブライスキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その13
(ブライスキャニオン国立公園-Highway 12-A Journey Through Time Scenic Byway)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その14(キャピトルリーフ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その15(デッドホースポイント州立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その16(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その17(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その18(アーチーズ国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その19(モアブ-モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その20(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その21(モニュメントバレー)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その22
(モニュメントバレー&ナバホナショナルモニュメント)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その23
(グレンキャニオンダム&レイクパウエル)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その24(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その25(アンテロープキャニオン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その26(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その27(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その28(グランドキャニオン国立公園)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その29(ルート66&セリグマン)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その30(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その31(ラスベガス)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 その32(ラスベガス-日本)
ラスベガス&グランドサークル旅行記 番外編
「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その31」の続き。
2007年9月14日(金)ネバダ州、ラスベガス、ベネチアン。
朝の3:45、携帯目覚ましが予定通り鳴って目覚める。
ねむー。
1時間くらいしか眠っていないから眠いのは当たり前か。
しかし、さっきは結構すんなり眠れた気がする。
「眠らないといけない!」というプレッシャーがないと
こうなんだもんな。
昨日気付いたけど、右足のひねったところ、
くるぶしの下の外側が内出血している。
今頃ひざも痛くなってきた。
ストリップを歩くと、疲れるんだよね。
乾燥もすごいし。
これは精神的なものも関係しているかも。
グランドサークルは、好きすぎて、
痛みも疲れも忘れちゃっていたんだと思う。
4:54、朝ご飯終了。
グランドサークルではぺろりと完食できた量が、
半分くらいしか食べられなかった。
ムリヤリ食べようとしてもダメ。
心身ともに転落していっているような感じ。
それからパッキングをして、6:16、ホテルの部屋を出る。
フロントでのチェックアウトの手続きは、てきぱきしていた。
朝のベネチアンの写真も撮ろうと思っていたけど、
そんな気力もなく、すぐにタクシー乗り場へ。
乗客をさばいていたホテルマンの手に
チップの札束がたくさん握られていて驚く。
早朝からこんなにもうかっているのか?
それとも前日の夜からか。
そうだよね。
私もチップを渡す。
"Airport?"と聞かれて"Yes"と答えると、運転手さんに伝えてくれた。
そしてこの旅で初めてタクシーに乗る。
運転手さんにどこの航空会社か聞かれたから、
「アメリカン航空」と答える。
タクシーは、乗客もシートベルトをしないと罰金をとられるらしい。
朝のラスベガス。
ちょうど朝日が昇ってきているところ。
グランドサークルから離れた私は、陸に打ち上げられた魚状態で、
もう何もやる気にならず、この後は写真もほとんど撮らなかった。
ストリップは、空いているけど、予想よりは交通量が多い。
途中で左折して、空港を大きく左回りしていくから、
「遠回りしてぼったくられるんじゃ」と思ったけど、
「まー最後だから別にどうでもいいや」と諦める。
が、その後すぐにアメリカン航空のチェックインカウンターの
ところで降ろしてもらえたから、最短距離だったのかな。
$13.7くらい。
相場通り。
チップ込みで$17渡す。
チップが多すぎ?
自分でも多いとは思ったんだけど、早朝だったし、
荷物もおろしてくれたし。
しかし、このタクシーの運転手さんの英語が分かりにくかった。
"Do you like Las Vegas?"が、2回聞き返してやっと分かった。
学生時代、スペイン系の人の英語を聞き取るのが
めちゃめちゃ苦手だったけど、そんな感じだった。
英語の発音とお顔の感じから、この運転手さんは、
メキシコ系の出稼ぎ労働者ではないかと勝手に推測。
ラスベガスも、東京と同じで寄せ集めの街。
どんどん人口が増えていっているらしい。
エッフェル塔から見たラスベガスは、一面光の渦だった。
見渡す限りに街が広がっていた。
今も増殖中なのだろう。
ドライバーは、お金を渡した時、金額を全然確認していなかったけど
大丈夫だったんだろうか。
ラスベガスともおさらばね。
やり残したことがあるような気がしてならない。
でも、ここまできたら、早く無事に日本に帰りたい。
6:32、空港到着。
チェックインのやり方がよく分からなくて
カウンターの男の人に聞いたら、やってくれた。
やっぱり男の人は優しい。
セルフチェックインみたいなやつ。
パスポートを機械に通したら、情報が出てきた。
便利だね〜。
ボーディングパスがぺらぺらでびっくりした。

チェックインしてからしばらくするとカウンターで名前を呼ばれて、
荷物を預け入れる。
重さが結構な数字になっていたから「げ、超過料金?!」
とか思ったけど、何も言われず。
そういえば、単位がkgではないのだった。
よく考えたら、食べ物の分、行きより荷物は減っているはずだし、
お土産はほとんど買っていないし、重くなるはずはないんだよね。
ラスベガスに到着してスーツケースベルトが2本ともなくなった時は
「ラスベガスでまた買わないと」と思っていたけど、
旅をしていくうちにどうでもよくなってきて、
「なきゃないでどうとでもなるわい」というおおらかな気持ちに。
あれ、これって価値観の変化?
いやなんか違うか。
自暴自棄になっていただけかもしれない。
ここで、JALのマイルに登録してもらわないといけなかったのに、
すっかり忘れた。
ラスベガスからLAの飛行機の席を窓際に変更してもらおうかと
思っていたけど、これもすっかり忘れた。
ついでに、搭乗後半年まではマイルの加算ができたのに、
それに気が付いた時には半年が経過していた上に
搭乗券も引越しのどさくさで見つからなかった。
この帰りのマイルが加算されていたら、
1万円分の商品券と交換できたのに〜っ。
後から気付いても遅い。
自業自得。
チェックインカウンターのところから、上の階に上って、
少し歩いたところがセキュリティー。
様子を見に行ったら、ガラガラだった。
7:25、セキュリティー外で一休み。
セキュリティー内は水が持ち込めなくて
これから先しばらく水分補給ができないから、
残っていた水をガブガブ飲む。
THE CIRCLE、赤い河を聴いていると、涙が出てくる。
曲を聴けば思い出して楽しく懐かしめるようにしたかったのに、
あまりにあの時間たちがキラキラと輝きすぎていて、
もう戻れないと思うと悲しくて仕方がない。
で、我慢の糸がぷっつりと切れてメソメソと泣く(笑)。
隣に座っていた白人のおばちゃんは、
平然とドーナツを食い続けるw
誰も私のことなんか気にも止めていないし、
みんな知らん振りなのがさっぱりしていていいね。
もしかしたら、怪しまれたかもしれないけど…。
次の休暇のチャンスも、グランドサークルに行こうかな。
それまで待てるか?
もっと早く行きたいな。
でも、2007年中は無理だね。
冬は国立公園はやっていないところもあるし。
2008年のGWがチャンスかと思ったけど、
休みの配置が悪くて連休が短い!
あぁぁ1年以上行けないじゃねーかよ…。
耐えられるのか。
本人の名誉のために書いておきますが、
私は普段は人目のあるところで泣くことはあまりありません、…多分。
泣くほど感情が高ぶることもそんなにありません、…多分。
どちらかというと冷め切っていてテンションの低いやつです。
…空港でメソメソ泣いたヤツが言っても
説得力がゼロに近いですが。
ムツゴロウ王国現象ですよ、これも。
7:45、水がなくなったから、セキュリティーに入る。
パスポートチェックにちょっと並んでいた。
たった20分くらいで、かなり人が増えた。
金属探知機はドキドキしながらくぐる。
係員に笑顔で"Good!"と言われた。
あまりにビビっていて、両手を握り締めながら通ったから、
同情されたのかも。
D8ゲートはサテライトだから、シャトルで移動。
日が当たっているから、紫外線対策。
この日も長袖。
だから、長手袋をして帽子をかぶる程度。
帰りの機内では、化粧を落とさなかった。
したままでもあんまり変わらなかったような気がする…。
8:50、D8ゲートに到着。
気分は限りなくブルー。
グランドサークルに帰りたい。
私は人生において何か重大な間違いを
してしまっているんではないだろうか?と、
迷いが生じたりして。
しかし眠いぞ。
LAX-NRTは爆睡できるかな。
あっという間の9日間だったなぁ。
初日はあんなに帰りたかったのに、今は旅が終わってしまう
悲しさとむなしさと焦りでいっぱい。
こんなに凹んじゃって、立ち直れるのだろうか。
いっそのこと、渡米して住み着いてしまうか…。
9:10、眠い眠い。
ゲート周辺をうろうろして、飛行機の離陸を見たり。
すごく時間があまっているけど、退屈は全く感じない。
頭の中を色々な思いが駆け巡っていて、
楽しかった旅のことを思い出しているから。
飛行機から荷物を運び出している光景を見たけど、
運び出すというよりは、投げているね。
すごい乱暴。
私のスーツケース、パッカリ開きそうだよ。
滑走路上で中のものが散乱したらどうするんだろう。
拾い集めてくれるんだろうか。
10:54、793便に搭乗。
その直前、コールがかかって「そろそろ行くかぁ」と思った矢先に、
「toriさん!」と声をかけられてびっくりする。
顔を上げると、グランドサークルを一緒に回った参加者の人。
「今来たばかりなんだけど、『あれtoriさんじゃない?』って
今そこで話していたところで」と。
うーわ、こんなところで偶然再会するなんてビックリ!
この人は、旅行中よく話しかけてくれた人でした。
昨日お別れしたばかりなのに、すでに懐かしくなっていた。
いや〜しかし、泣いた後だったし、眠くてうとうとしていたし、
ひどい状態だっただろうな、私。
その人に「帰りたくなくて泣きました」と言ったら、
「また来ればいいじゃない。若いんだから」と言われた。
もう、その通りだよね。
また来ればいいんだ。
でも、その時は今回の旅のメンバーとは違う。
大型バス貸切じゃないかもしれない。
天気に恵まれないかもしれない
体調も良くないかもしれない。
色々な不安要素ばかりが思い浮かぶ。
こんなに最高の旅は、きっと2度とない。
だから、それを思うと悲しくなってしまう。
旅というのは、タイミングや出会いもとても重要なもの。
でも、帰りたくなくて激しく落ち込むほどグランドサークルが好きなら、
どんな状態やタイミングでもいいじゃないか、という気持ちもある。
次はもっと素敵な旅になるかもしれないし。
両方の気持ちで揺れ動く。
考えすぎ。
そして、搭乗して機内で座っていたら、
7日前にLAのイミグレで私を列の先頭に入れてくれた職員が、
なんと、客として乗ってきた。
えぇぇぇーっ、びっくり!!
「旅行記 その2」で「この人とは1週間後に偶然思わぬところで
再会しまして、めちゃめちゃびっくりしました。
アメリカは広いが世間は狭い?!」と書いた時の人です。
「似ているかな?」とかいうレベルではなくて、
あの時の人だと一発で分かった。
でも、席がなかったのか(?!)、しばらくCAと話した後、
飛行機を降りていった。
荷物も持っていたから客だと思っていたけど、
職員だったのかなぁ。
でも、LA空港の職員がラスベガスでも仕事をするって、
ありえないよね?
思わぬ再会の連続に度肝を抜かれた。
こんなことってよくあるんでしょうか。
10:45、離陸。
あまりの眠さに、離陸前から船を漕ぎ出す。
こうなりたかったのよ。
短距離路線だから、窓際の席にすればよかったかなぁと思う。
そうすれば、最後の赤い大地を思う存分楽しめたのに。
ちらちらと見える荒野は、見ているだけで
愛しさで胸が一杯になる。
また来たいよー(T_T)
クレオパトラみたいなCAに"water no ice"が一発で通じて嬉しい。
っていうか、もう英語の発音とか意識せずに思いっきり日本語で
「うぉーたーのーあいすぷりーず!」です。
行きの飛行機では自分なりの英語の"water"は通じなかったのに。
大事なのは度胸ですわ。
帰りの飛行機では、空のペットボトルを持ち込んで、
配られる水の残りをペットボトルに移してためていった。
これが大正解。
飲みたい時に飲むことが出来て、喉が潤った。
セキュリティー内でペットボトルを買えばよかったのだと気付いたのは
旅が終わってから。
11:28、LAの空港に着陸。
41ゲート。
11:43、機内から出る。
成田行き169便は、すぐ隣のゲートで楽!
日本人の姿をちらほらと見かけ始める。
帰国の乗り継ぎはすっっごく楽なんだよねぇ。
ただゲートを移動するだけだから。
行きのLAでの戦場のような乗り継ぎが嘘のよう。
これで帰りはあまりトラブルもなく行きそう。
成田についてからの入国審査とか税関は、
時間がかかってもいいや。
荷物も、別に出てこなくてもいい。
ロスバゲになって宅配してもらった方が楽だし。
あぁ、今回の旅が本当に終わろうとしている。
日本についたら、私は冷静になって
いつかこの旅のことを忘れるんだろうか。
それにしても、ノートが半端ない量だ!
ライブメモと違って、びっしり書いてこれだもんね。
49ページ!
こんなことができるのは1人参加ならではだと思った。
1人旅じゃなかったら、よほど心を許している人じゃない限り、
こんな風にマイペースにメモや写真をとれなかったと思う。
旅の間、色々なことを考えたけど、一人旅だったからこそ、
思考の渦にどっぷりとつかることができたのだと思う。
これが誰かと一緒なら、たとえ家族だとしても、
こんなに色々なことを考えることにはならなかったと思う。
初日のあのどうしようもない辛ささえ、
楽しい思い出の一部になっていく。
搭乗し、12:25、着席。
時計を日本時間に直す。
隣は日本人ではないおじさん。
ご飯は帰りもおいしかった。
最初の食事は、チキンとポークのチョイスで、私はチキン。

ポテトとチキンが熱々でめっちゃウマイ!
味も濃すぎることがなくておいしかった。
2回目はピザ。
チョイスがもう1つあったんだけど、なんだっけ…。
グラタン?
違ったかな?
アメリカン航空の機内食で唯一おいしいと言われていた
ピザをチョイス。

確かにウマかった!!
熱々で超おいしい〜!
あとはず〜っと眠くて、うとうとしっぱなし。
いいねぇ、機内でうとうと!
トクしているような気がする。
座ったままだから、やっぱり熟睡はできないんだけど。
太平洋の真ん中で日付変更線を通過すると、
一気に翌日の9/15(土)の午後に。
私の9/14の午後と9/15の午前中は消えました。
人生における空白の時間です。
成田に着陸後、地上タキシング中に、隣のおじさんから
チョコブラウニーをもらう。
いい人だったんか。
16:15、飛行機から出る。
湿度が高くてむしむししている。
日本だわー。
携帯メールチェック。
安倍総理、辞めたって。
びっくり。
9日間もいなけりゃ、世の中も動くよね。
でもその他は大きなニュースはないっぽい。
家族にも何も悪いことが起きていないようで、ほっとする。
えーと、ここから先はどんな手続きがあったかな。
最初に入国審査で、次に税関だったか。
両方ともガラガラ。
全く並ばなかった。
税関は一応申告書を書いて渡したけど、
何も申告するものはなかったし、何も言われない。
税関を出たら、バゲージクレームだったかな。
トイレに入って歯を磨く。
超眠くて、ダラダラと歩く。
荷物が出てきて取ろうとしたら、
私の背後で「旅なれてるって感じがするよね」という
若い姉ちゃん2人組の声が聞こえる。
私の汚いスーツケースを見てそう思ったのか。
実は海外旅行は初めてだとは言えず、そそくさと立ち去って、
スーツケースをカートに乗せて税関へ。
あ、税関は最後だったか!
税関を抜けると到着ロビー。
日本人だらけだー!
バスのチケット売り場がよく分からず、案内嬢に教えてもらう。
比較的待たずにバスに乗る。
第二ターミナルから発車。
右側の一番前の席に座る。
行きのバスと違って、視界が開けている。
バスに乗ると、グランドサークルを思い出す。
日本のバスは、なーんか、狭苦しいような…。
あのバスは、ゆったりしていたし、綺麗だったし、最高だったなぁ。
バスが発車し、第一ターミナルに寄り、ほぼ満席に。
バックパッカーっぽい若者が、私の隣で補助席を出して座った。
後ろにはまだ空いている席があるじゃん。
景色が見たかったのかしら。
視界に誰か入ってくると目障りなんですけど、とか、
冷酷非情なことを感じる。
八つ当たり八つ当たり。
バスはすぐに高速に乗る。
退屈な景色。
左側通行。
うざいくらいにむしむしした空気。
違和感だらけ。
グランドサークルのすべてが懐かしい。
日本は色あせて見える。
つまらない。
楽しむために旅に出たのに、帰国して日本に対して
こんなにダメージを受けてどうする自分(笑)。
途中、首都高に入ったら大渋滞。
でも、意識を失いそうなくらいに眠くて、
ずっとうつらうつらとしていた。
まどろむのは気持ちいいねぇ。
高速から見える東京の街は、やっぱり違和感だらけ。
小さい家が密集しているコンクリートジャングル。
私、こんな無機質な世界に住んでいたんだっけ。
息が詰まりそうだよ。
せせこましく感じる。
その後バスが目的地に到着したけど、
予想より、そんなに疲れていない。
旅行中にカラダに染み付いた右側通行のクセのおかげで、
今度は日本で人とぶつかる。
出発前は、旅の後半は日本に帰りたくなると思っていた。
仮にすっごく楽しい旅行になって日本のことを忘れかけるとしても、
日本に到着したらほっとするものだと思っていた。
でも、現実に待ち受けていた感情は、「失望」。
日本がすっごく嫌で仕方がなかった。
私が戻ってきた場所、戻るべき場所は日本の自分の家なのに、
グランドサークルに戻りたい、と思ってしまった。
日本の空気の感じと景色がイヤで。
その後、無事に家に到着。
最後が「失望」なんて、救いようのない終わり方ですw
でも、嘘をついてもしょうがないから、正直に書きました。
宿泊施設、サービス、交通機関等についても嘘は書いていないつもりですが、
全て私が旅をした2007年9月時点でのことです。
その後変更になっている可能性もありますので、ご了承下さいませ。
7泊9日のラスベガス&グランドサークル旅行、終了。
その後についてちょろっと書きますと、帰国から3日後、
「ラスベガス&グランドサークル旅行 その1」をup。
「はぁ〜〜……。。
ここ数日、何度ため息をついたことか。
ため息の理由は、あのキラキラした時間に
戻りたくて仕方がないけれど、戻れないことの辛さ。
たかが旅ごときで自分があれほど感動しちまうなんて、
旅の終わりがあれほど辛くて悲しいものだなんて、
予定にはなかったことだよ!」
…と、旅直後はまだ浮かばれない感じ。
ラスベガスについては、最後のあの虚しさを引きずっていて、
「ラスベガスってやっぱり私には合わないなぁ」と思っていました。
ラスベガス初日とラスベガス最終日の精神的な温度差があまりに激しすぎて、
「最初のラスベガスの2日間のことは、まともに書けるんだろうか?」と
自分でも少々不安があったのですが、いざ旅行記を書き始めたら、
ラスベガスに到着した翌日の楽しかった気持ちや興奮を
思い出すことができました。
やっぱりラスベガスは、刺激的で素敵な街だと思います。
とりあえず、長い長い旅行記もついに完成です。
わーい、終わったぞー!
旅の最中は「9月中には完成するかな〜」と思っていました。
9月中に終わらなかった時は、「ヤバイ。でも、2007年中には…」と
まだ甘いことを考えていました。
2008年に突入しても終わる気配がなかったので、
「9月までには終わるだろう」といきなりハードルを低くしちゃったりして。
結局、6月まで書き続けていましたねぇ。
「書き続けた」と言っても、下書きは2007年の10月に終わっていたので、
その後の写真の選択と加工と文章の修正をダラダラとやっていたら
ここまで延び延びになってしまったというだけですが。
ちなみに、自分で最初から読み返そうとしましたが、…長くて無理(笑)!
集中力が途切れて、数日に分けたものの、半分くらいでギブアップw
もしかしたら、書くより読む方が大変なのか…。
ずっと続けてきたので、終わってしまうのは寂しい気持ちもありますが、
本人としては非常に嬉しいです。
自分の中で消化しきれていなかった感情やら何やらを含めて、
これでやっと色々な意味で終わらせることができるのかな。
全部読んだという人はあまりいないと思いますが、
一部でも読んで下さった方、どうもありがとうございました。
写真だけざっと見て下さった方も、ありがとうございました。
いつもコメントを下さった方、返信しなくてごめんなさい。
稲葉さんと直接関係のない記事にも反応をもらえるのは、
ありがたい気持ちでいっぱいでした。
さて、旅が終わった後の心境の変化や感想なども書きましたが、
文字数オーバーになってしまいました。
どうにかして削ってこの記事に突っ込みたいと思いましたが、
「ダラダラ旅行記なんだから最後までダラダラしてもいいか」と
思い直して、記事を分けることにしました。
次回の記事では、旅の感想やよかったところのランキング、
旅が終わってからの心境の変化、旅についての今後の願望など、
旅行記を書きながらチマチマと書き溜めてきたことを
これまたダラダラと書いてみたいと思います。
続きは、「ラスベガス&グランドサークル旅行記 番外編」へ。
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「ラスベガス&グランドサークル旅行記 その31」の続き。
2007年9月14日(金)ネバダ州、ラスベガス、ベネチアン。
朝の3:45、携帯目覚ましが予定通り鳴って目覚める。
ねむー。
1時間くらいしか眠っていないから眠いのは当たり前か。
しかし、さっきは結構すんなり眠れた気がする。
「眠らないといけない!」というプレッシャーがないと
こうなんだもんな。
昨日気付いたけど、右足のひねったところ、
くるぶしの下の外側が内出血している。
今頃ひざも痛くなってきた。
ストリップを歩くと、疲れるんだよね。
乾燥もすごいし。
これは精神的なものも関係しているかも。
グランドサークルは、好きすぎて、
痛みも疲れも忘れちゃっていたんだと思う。
4:54、朝ご飯終了。
グランドサークルではぺろりと完食できた量が、
半分くらいしか食べられなかった。
ムリヤリ食べようとしてもダメ。
心身ともに転落していっているような感じ。
それからパッキングをして、6:16、ホテルの部屋を出る。
フロントでのチェックアウトの手続きは、てきぱきしていた。
朝のベネチアンの写真も撮ろうと思っていたけど、
そんな気力もなく、すぐにタクシー乗り場へ。
乗客をさばいていたホテルマンの手に
チップの札束がたくさん握られていて驚く。
早朝からこんなにもうかっているのか?
それとも前日の夜からか。
そうだよね。
私もチップを渡す。
"Airport?"と聞かれて"Yes"と答えると、運転手さんに伝えてくれた。
そしてこの旅で初めてタクシーに乗る。
運転手さんにどこの航空会社か聞かれたから、
「アメリカン航空」と答える。
タクシーは、乗客もシートベルトをしないと罰金をとられるらしい。
朝のラスベガス。
ちょうど朝日が昇ってきているところ。
グランドサークルから離れた私は、陸に打ち上げられた魚状態で、
もう何もやる気にならず、この後は写真もほとんど撮らなかった。
ストリップは、空いているけど、予想よりは交通量が多い。
途中で左折して、空港を大きく左回りしていくから、
「遠回りしてぼったくられるんじゃ」と思ったけど、
「まー最後だから別にどうでもいいや」と諦める。
が、その後すぐにアメリカン航空のチェックインカウンターの
ところで降ろしてもらえたから、最短距離だったのかな。
$13.7くらい。
相場通り。
チップ込みで$17渡す。
チップが多すぎ?
自分でも多いとは思ったんだけど、早朝だったし、
荷物もおろしてくれたし。
しかし、このタクシーの運転手さんの英語が分かりにくかった。
"Do you like Las Vegas?"が、2回聞き返してやっと分かった。
学生時代、スペイン系の人の英語を聞き取るのが
めちゃめちゃ苦手だったけど、そんな感じだった。
英語の発音とお顔の感じから、この運転手さんは、
メキシコ系の出稼ぎ労働者ではないかと勝手に推測。
ラスベガスも、東京と同じで寄せ集めの街。
どんどん人口が増えていっているらしい。
エッフェル塔から見たラスベガスは、一面光の渦だった。
見渡す限りに街が広がっていた。
今も増殖中なのだろう。
ドライバーは、お金を渡した時、金額を全然確認していなかったけど
大丈夫だったんだろうか。
ラスベガスともおさらばね。
やり残したことがあるような気がしてならない。
でも、ここまできたら、早く無事に日本に帰りたい。
6:32、空港到着。
チェックインのやり方がよく分からなくて
カウンターの男の人に聞いたら、やってくれた。
やっぱり男の人は優しい。
セルフチェックインみたいなやつ。
パスポートを機械に通したら、情報が出てきた。
便利だね〜。
ボーディングパスがぺらぺらでびっくりした。
チェックインしてからしばらくするとカウンターで名前を呼ばれて、
荷物を預け入れる。
重さが結構な数字になっていたから「げ、超過料金?!」
とか思ったけど、何も言われず。
そういえば、単位がkgではないのだった。
よく考えたら、食べ物の分、行きより荷物は減っているはずだし、
お土産はほとんど買っていないし、重くなるはずはないんだよね。
ラスベガスに到着してスーツケースベルトが2本ともなくなった時は
「ラスベガスでまた買わないと」と思っていたけど、
旅をしていくうちにどうでもよくなってきて、
「なきゃないでどうとでもなるわい」というおおらかな気持ちに。
あれ、これって価値観の変化?
いやなんか違うか。
自暴自棄になっていただけかもしれない。
ここで、JALのマイルに登録してもらわないといけなかったのに、
すっかり忘れた。
ラスベガスからLAの飛行機の席を窓際に変更してもらおうかと
思っていたけど、これもすっかり忘れた。
ついでに、搭乗後半年まではマイルの加算ができたのに、
それに気が付いた時には半年が経過していた上に
搭乗券も引越しのどさくさで見つからなかった。
この帰りのマイルが加算されていたら、
1万円分の商品券と交換できたのに〜っ。
後から気付いても遅い。
自業自得。
チェックインカウンターのところから、上の階に上って、
少し歩いたところがセキュリティー。
様子を見に行ったら、ガラガラだった。
7:25、セキュリティー外で一休み。
セキュリティー内は水が持ち込めなくて
これから先しばらく水分補給ができないから、
残っていた水をガブガブ飲む。
THE CIRCLE、赤い河を聴いていると、涙が出てくる。
曲を聴けば思い出して楽しく懐かしめるようにしたかったのに、
あまりにあの時間たちがキラキラと輝きすぎていて、
もう戻れないと思うと悲しくて仕方がない。
で、我慢の糸がぷっつりと切れてメソメソと泣く(笑)。
隣に座っていた白人のおばちゃんは、
平然とドーナツを食い続けるw
誰も私のことなんか気にも止めていないし、
みんな知らん振りなのがさっぱりしていていいね。
もしかしたら、怪しまれたかもしれないけど…。
次の休暇のチャンスも、グランドサークルに行こうかな。
それまで待てるか?
もっと早く行きたいな。
でも、2007年中は無理だね。
冬は国立公園はやっていないところもあるし。
2008年のGWがチャンスかと思ったけど、
休みの配置が悪くて連休が短い!
あぁぁ1年以上行けないじゃねーかよ…。
耐えられるのか。
本人の名誉のために書いておきますが、
私は普段は人目のあるところで泣くことはあまりありません、…多分。
泣くほど感情が高ぶることもそんなにありません、…多分。
どちらかというと冷め切っていてテンションの低いやつです。
…空港でメソメソ泣いたヤツが言っても
説得力がゼロに近いですが。
ムツゴロウ王国現象ですよ、これも。
7:45、水がなくなったから、セキュリティーに入る。
パスポートチェックにちょっと並んでいた。
たった20分くらいで、かなり人が増えた。
金属探知機はドキドキしながらくぐる。
係員に笑顔で"Good!"と言われた。
あまりにビビっていて、両手を握り締めながら通ったから、
同情されたのかも。
D8ゲートはサテライトだから、シャトルで移動。
日が当たっているから、紫外線対策。
この日も長袖。
だから、長手袋をして帽子をかぶる程度。
帰りの機内では、化粧を落とさなかった。
したままでもあんまり変わらなかったような気がする…。
8:50、D8ゲートに到着。
気分は限りなくブルー。
グランドサークルに帰りたい。
私は人生において何か重大な間違いを
してしまっているんではないだろうか?と、
迷いが生じたりして。
しかし眠いぞ。
LAX-NRTは爆睡できるかな。
あっという間の9日間だったなぁ。
初日はあんなに帰りたかったのに、今は旅が終わってしまう
悲しさとむなしさと焦りでいっぱい。
こんなに凹んじゃって、立ち直れるのだろうか。
いっそのこと、渡米して住み着いてしまうか…。
9:10、眠い眠い。
ゲート周辺をうろうろして、飛行機の離陸を見たり。
すごく時間があまっているけど、退屈は全く感じない。
頭の中を色々な思いが駆け巡っていて、
楽しかった旅のことを思い出しているから。
飛行機から荷物を運び出している光景を見たけど、
運び出すというよりは、投げているね。
すごい乱暴。
私のスーツケース、パッカリ開きそうだよ。
滑走路上で中のものが散乱したらどうするんだろう。
拾い集めてくれるんだろうか。
10:54、793便に搭乗。
その直前、コールがかかって「そろそろ行くかぁ」と思った矢先に、
「toriさん!」と声をかけられてびっくりする。
顔を上げると、グランドサークルを一緒に回った参加者の人。
「今来たばかりなんだけど、『あれtoriさんじゃない?』って
今そこで話していたところで」と。
うーわ、こんなところで偶然再会するなんてビックリ!
この人は、旅行中よく話しかけてくれた人でした。
昨日お別れしたばかりなのに、すでに懐かしくなっていた。
いや〜しかし、泣いた後だったし、眠くてうとうとしていたし、
ひどい状態だっただろうな、私。
その人に「帰りたくなくて泣きました」と言ったら、
「また来ればいいじゃない。若いんだから」と言われた。
もう、その通りだよね。
また来ればいいんだ。
でも、その時は今回の旅のメンバーとは違う。
大型バス貸切じゃないかもしれない。
天気に恵まれないかもしれない
体調も良くないかもしれない。
色々な不安要素ばかりが思い浮かぶ。
こんなに最高の旅は、きっと2度とない。
だから、それを思うと悲しくなってしまう。
旅というのは、タイミングや出会いもとても重要なもの。
でも、帰りたくなくて激しく落ち込むほどグランドサークルが好きなら、
どんな状態やタイミングでもいいじゃないか、という気持ちもある。
次はもっと素敵な旅になるかもしれないし。
両方の気持ちで揺れ動く。
考えすぎ。
そして、搭乗して機内で座っていたら、
7日前にLAのイミグレで私を列の先頭に入れてくれた職員が、
なんと、客として乗ってきた。
えぇぇぇーっ、びっくり!!
「旅行記 その2」で「この人とは1週間後に偶然思わぬところで
再会しまして、めちゃめちゃびっくりしました。
アメリカは広いが世間は狭い?!」と書いた時の人です。
「似ているかな?」とかいうレベルではなくて、
あの時の人だと一発で分かった。
でも、席がなかったのか(?!)、しばらくCAと話した後、
飛行機を降りていった。
荷物も持っていたから客だと思っていたけど、
職員だったのかなぁ。
でも、LA空港の職員がラスベガスでも仕事をするって、
ありえないよね?
思わぬ再会の連続に度肝を抜かれた。
こんなことってよくあるんでしょうか。
10:45、離陸。
あまりの眠さに、離陸前から船を漕ぎ出す。
こうなりたかったのよ。
短距離路線だから、窓際の席にすればよかったかなぁと思う。
そうすれば、最後の赤い大地を思う存分楽しめたのに。
ちらちらと見える荒野は、見ているだけで
愛しさで胸が一杯になる。
また来たいよー(T_T)
クレオパトラみたいなCAに"water no ice"が一発で通じて嬉しい。
っていうか、もう英語の発音とか意識せずに思いっきり日本語で
「うぉーたーのーあいすぷりーず!」です。
行きの飛行機では自分なりの英語の"water"は通じなかったのに。
大事なのは度胸ですわ。
帰りの飛行機では、空のペットボトルを持ち込んで、
配られる水の残りをペットボトルに移してためていった。
これが大正解。
飲みたい時に飲むことが出来て、喉が潤った。
セキュリティー内でペットボトルを買えばよかったのだと気付いたのは
旅が終わってから。
11:28、LAの空港に着陸。
41ゲート。
11:43、機内から出る。
成田行き169便は、すぐ隣のゲートで楽!
日本人の姿をちらほらと見かけ始める。
帰国の乗り継ぎはすっっごく楽なんだよねぇ。
ただゲートを移動するだけだから。
行きのLAでの戦場のような乗り継ぎが嘘のよう。
これで帰りはあまりトラブルもなく行きそう。
成田についてからの入国審査とか税関は、
時間がかかってもいいや。
荷物も、別に出てこなくてもいい。
ロスバゲになって宅配してもらった方が楽だし。
あぁ、今回の旅が本当に終わろうとしている。
日本についたら、私は冷静になって
いつかこの旅のことを忘れるんだろうか。
それにしても、ノートが半端ない量だ!
ライブメモと違って、びっしり書いてこれだもんね。
49ページ!
こんなことができるのは1人参加ならではだと思った。
1人旅じゃなかったら、よほど心を許している人じゃない限り、
こんな風にマイペースにメモや写真をとれなかったと思う。
旅の間、色々なことを考えたけど、一人旅だったからこそ、
思考の渦にどっぷりとつかることができたのだと思う。
これが誰かと一緒なら、たとえ家族だとしても、
こんなに色々なことを考えることにはならなかったと思う。
初日のあのどうしようもない辛ささえ、
楽しい思い出の一部になっていく。
搭乗し、12:25、着席。
時計を日本時間に直す。
隣は日本人ではないおじさん。
ご飯は帰りもおいしかった。
最初の食事は、チキンとポークのチョイスで、私はチキン。
ポテトとチキンが熱々でめっちゃウマイ!
味も濃すぎることがなくておいしかった。
2回目はピザ。
チョイスがもう1つあったんだけど、なんだっけ…。
グラタン?
違ったかな?
アメリカン航空の機内食で唯一おいしいと言われていた
ピザをチョイス。
確かにウマかった!!
熱々で超おいしい〜!
あとはず〜っと眠くて、うとうとしっぱなし。
いいねぇ、機内でうとうと!
トクしているような気がする。
座ったままだから、やっぱり熟睡はできないんだけど。
太平洋の真ん中で日付変更線を通過すると、
一気に翌日の9/15(土)の午後に。
私の9/14の午後と9/15の午前中は消えました。
人生における空白の時間です。
成田に着陸後、地上タキシング中に、隣のおじさんから
チョコブラウニーをもらう。
いい人だったんか。
16:15、飛行機から出る。
湿度が高くてむしむししている。
日本だわー。
携帯メールチェック。
安倍総理、辞めたって。
びっくり。
9日間もいなけりゃ、世の中も動くよね。
でもその他は大きなニュースはないっぽい。
家族にも何も悪いことが起きていないようで、ほっとする。
えーと、ここから先はどんな手続きがあったかな。
最初に入国審査で、次に税関だったか。
両方ともガラガラ。
全く並ばなかった。
税関は一応申告書を書いて渡したけど、
何も申告するものはなかったし、何も言われない。
税関を出たら、バゲージクレームだったかな。
トイレに入って歯を磨く。
超眠くて、ダラダラと歩く。
荷物が出てきて取ろうとしたら、
私の背後で「旅なれてるって感じがするよね」という
若い姉ちゃん2人組の声が聞こえる。
私の汚いスーツケースを見てそう思ったのか。
実は海外旅行は初めてだとは言えず、そそくさと立ち去って、
スーツケースをカートに乗せて税関へ。
あ、税関は最後だったか!
税関を抜けると到着ロビー。
日本人だらけだー!
バスのチケット売り場がよく分からず、案内嬢に教えてもらう。
比較的待たずにバスに乗る。
第二ターミナルから発車。
右側の一番前の席に座る。
行きのバスと違って、視界が開けている。
バスに乗ると、グランドサークルを思い出す。
日本のバスは、なーんか、狭苦しいような…。
あのバスは、ゆったりしていたし、綺麗だったし、最高だったなぁ。
バスが発車し、第一ターミナルに寄り、ほぼ満席に。
バックパッカーっぽい若者が、私の隣で補助席を出して座った。
後ろにはまだ空いている席があるじゃん。
景色が見たかったのかしら。
視界に誰か入ってくると目障りなんですけど、とか、
冷酷非情なことを感じる。
八つ当たり八つ当たり。
バスはすぐに高速に乗る。
退屈な景色。
左側通行。
うざいくらいにむしむしした空気。
違和感だらけ。
グランドサークルのすべてが懐かしい。
日本は色あせて見える。
つまらない。
楽しむために旅に出たのに、帰国して日本に対して
こんなにダメージを受けてどうする自分(笑)。
途中、首都高に入ったら大渋滞。
でも、意識を失いそうなくらいに眠くて、
ずっとうつらうつらとしていた。
まどろむのは気持ちいいねぇ。
高速から見える東京の街は、やっぱり違和感だらけ。
小さい家が密集しているコンクリートジャングル。
私、こんな無機質な世界に住んでいたんだっけ。
息が詰まりそうだよ。
せせこましく感じる。
その後バスが目的地に到着したけど、
予想より、そんなに疲れていない。
旅行中にカラダに染み付いた右側通行のクセのおかげで、
今度は日本で人とぶつかる。
出発前は、旅の後半は日本に帰りたくなると思っていた。
仮にすっごく楽しい旅行になって日本のことを忘れかけるとしても、
日本に到着したらほっとするものだと思っていた。
でも、現実に待ち受けていた感情は、「失望」。
日本がすっごく嫌で仕方がなかった。
私が戻ってきた場所、戻るべき場所は日本の自分の家なのに、
グランドサークルに戻りたい、と思ってしまった。
日本の空気の感じと景色がイヤで。
その後、無事に家に到着。
最後が「失望」なんて、救いようのない終わり方ですw
でも、嘘をついてもしょうがないから、正直に書きました。
宿泊施設、サービス、交通機関等についても嘘は書いていないつもりですが、
全て私が旅をした2007年9月時点でのことです。
その後変更になっている可能性もありますので、ご了承下さいませ。
7泊9日のラスベガス&グランドサークル旅行、終了。
その後についてちょろっと書きますと、帰国から3日後、
「ラスベガス&グランドサークル旅行 その1」をup。
「はぁ〜〜……。。
ここ数日、何度ため息をついたことか。
ため息の理由は、あのキラキラした時間に
戻りたくて仕方がないけれど、戻れないことの辛さ。
たかが旅ごときで自分があれほど感動しちまうなんて、
旅の終わりがあれほど辛くて悲しいものだなんて、
予定にはなかったことだよ!」
…と、旅直後はまだ浮かばれない感じ。
ラスベガスについては、最後のあの虚しさを引きずっていて、
「ラスベガスってやっぱり私には合わないなぁ」と思っていました。
ラスベガス初日とラスベガス最終日の精神的な温度差があまりに激しすぎて、
「最初のラスベガスの2日間のことは、まともに書けるんだろうか?」と
自分でも少々不安があったのですが、いざ旅行記を書き始めたら、
ラスベガスに到着した翌日の楽しかった気持ちや興奮を
思い出すことができました。
やっぱりラスベガスは、刺激的で素敵な街だと思います。
とりあえず、長い長い旅行記もついに完成です。
わーい、終わったぞー!
旅の最中は「9月中には完成するかな〜」と思っていました。
9月中に終わらなかった時は、「ヤバイ。でも、2007年中には…」と
まだ甘いことを考えていました。
2008年に突入しても終わる気配がなかったので、
「9月までには終わるだろう」といきなりハードルを低くしちゃったりして。
結局、6月まで書き続けていましたねぇ。
「書き続けた」と言っても、下書きは2007年の10月に終わっていたので、
その後の写真の選択と加工と文章の修正をダラダラとやっていたら
ここまで延び延びになってしまったというだけですが。
ちなみに、自分で最初から読み返そうとしましたが、…長くて無理(笑)!
集中力が途切れて、数日に分けたものの、半分くらいでギブアップw
もしかしたら、書くより読む方が大変なのか…。
ずっと続けてきたので、終わってしまうのは寂しい気持ちもありますが、
本人としては非常に嬉しいです。
自分の中で消化しきれていなかった感情やら何やらを含めて、
これでやっと色々な意味で終わらせることができるのかな。
全部読んだという人はあまりいないと思いますが、
一部でも読んで下さった方、どうもありがとうございました。
写真だけざっと見て下さった方も、ありがとうございました。
いつもコメントを下さった方、返信しなくてごめんなさい。
稲葉さんと直接関係のない記事にも反応をもらえるのは、
ありがたい気持ちでいっぱいでした。
さて、旅が終わった後の心境の変化や感想なども書きましたが、
文字数オーバーになってしまいました。
どうにかして削ってこの記事に突っ込みたいと思いましたが、
「ダラダラ旅行記なんだから最後までダラダラしてもいいか」と
思い直して、記事を分けることにしました。
次回の記事では、旅の感想やよかったところのランキング、
旅が終わってからの心境の変化、旅についての今後の願望など、
旅行記を書きながらチマチマと書き溜めてきたことを
これまたダラダラと書いてみたいと思います。
続きは、「ラスベガス&グランドサークル旅行記 番外編」へ。
【当blogの画像、動画等の無断転載・加工等はご遠慮下さい】
↑1日1クリックでポイントが加算されます☆
inaba_inaba_k at 23:33│コメント(9)│旅☆EVERYDAY
この記事へのコメント
1. Posted by もぐ July 22, 2008 00:27
toriさんこんばんわ☆
toriさんの文章は凄く読みやすいし、
感情移入しやすいし、本当に文才がスバラシイなーと
旅行記全部読ませて頂きました!
旅行記の完成、お疲れ様でございます!!
読んでいる途中から私もひとりで旅をしたくなり、
英会話教室なんかに行き始めました!
そこからかいっ!て恥ずかしいのですが、
私なりのACTIONです(苦笑)
番外編も楽しみにしてます♪
toriさんの文章は凄く読みやすいし、
感情移入しやすいし、本当に文才がスバラシイなーと
旅行記全部読ませて頂きました!
旅行記の完成、お疲れ様でございます!!
読んでいる途中から私もひとりで旅をしたくなり、
英会話教室なんかに行き始めました!
そこからかいっ!て恥ずかしいのですが、
私なりのACTIONです(苦笑)
番外編も楽しみにしてます♪
2. Posted by にょこ July 22, 2008 06:55
重厚な旅行記の完成お疲れ様でした。
toriさんの筆致には、いつも圧倒されっぱなしです。
帰りの空港で泣かれてしまったというくだりでは、何だかこちらまで胸がきゅうっとなってしまいました。
私事になってしまうのですが、先月末からカリフォルニア州で生活を始めました。
折をみて、ラスベガス&グランドサークルへも行きたいと考えております。
その時はまた、toriさんの旅行記を参考にさせて下さいっ!!
toriさんの筆致には、いつも圧倒されっぱなしです。
帰りの空港で泣かれてしまったというくだりでは、何だかこちらまで胸がきゅうっとなってしまいました。
私事になってしまうのですが、先月末からカリフォルニア州で生活を始めました。
折をみて、ラスベガス&グランドサークルへも行きたいと考えております。
その時はまた、toriさんの旅行記を参考にさせて下さいっ!!
3. Posted by 桃 July 22, 2008 22:02
お久しぶりです!
旅行記完成おつかれさまでした(*´ω`*)
ずっと見させてもらってました。
toriさんの文章は分かりやすくて
読んでて飽きなくて
何度も読み返しました。
この旅行記を読んで、グランドキャニオン行ってみたい!とすっごい思うようになりました。
教科書とかに載ってると「おーっ!」って1人で騒いでますw(・´∀`・)
番外編もすっごく楽しみにしてます!^^
旅行記完成おつかれさまでした(*´ω`*)
ずっと見させてもらってました。
toriさんの文章は分かりやすくて
読んでて飽きなくて
何度も読み返しました。
この旅行記を読んで、グランドキャニオン行ってみたい!とすっごい思うようになりました。
教科書とかに載ってると「おーっ!」って1人で騒いでますw(・´∀`・)
番外編もすっごく楽しみにしてます!^^
4. Posted by お弁当 July 23, 2008 18:53
旅行記お疲れ様でした。旅行しているtoriさんをこっそり草間の影から追いかけているような気分で拝見させて頂きました。
訪れた所によって自分の気持ちが良くも悪くも動かされてしまう、そんな魅力的な場所に私はまだ出会えていませんが、いつかそんな「一喜一憂」旅行をしたいと思います。
それと度々報道ステーションの「グランドサークル特集」についてしつこくコメントしてしまいすみませんでした;toriさんが撮影された様々な景色の動画バージョンを見る事が出来、その事に興奮してしまい勢いで書いてしまいました。本当にすみません。
私も番外編楽しみにしています(^ω^)
訪れた所によって自分の気持ちが良くも悪くも動かされてしまう、そんな魅力的な場所に私はまだ出会えていませんが、いつかそんな「一喜一憂」旅行をしたいと思います。
それと度々報道ステーションの「グランドサークル特集」についてしつこくコメントしてしまいすみませんでした;toriさんが撮影された様々な景色の動画バージョンを見る事が出来、その事に興奮してしまい勢いで書いてしまいました。本当にすみません。
私も番外編楽しみにしています(^ω^)
5. Posted by ナミ July 25, 2008 01:50
最後が絶望で締められていたのがウケました。
toriさん正直すぎる〜。。
私も仕事に戻りたくない〜とか、お休みが終わっちゃう〜
の絶望感はあるんですけど、純粋に場所に対しての執着を持ったことがないので
toriさんよっぽどグランドサークルと相性がよかったんですね!
いつでも行こうと思えば行けるけど、同じ旅ではないですもんね。
最高の旅だったからこそ余計ツライ気持ち分ります。。
でもでもこんなにハマってるtoriさんならきっと次も素敵な旅になると思いますよ♪
toriさん正直すぎる〜。。
私も仕事に戻りたくない〜とか、お休みが終わっちゃう〜
の絶望感はあるんですけど、純粋に場所に対しての執着を持ったことがないので
toriさんよっぽどグランドサークルと相性がよかったんですね!
いつでも行こうと思えば行けるけど、同じ旅ではないですもんね。
最高の旅だったからこそ余計ツライ気持ち分ります。。
でもでもこんなにハマってるtoriさんならきっと次も素敵な旅になると思いますよ♪
6. Posted by cat July 25, 2008 18:30
子供の頃のように、ピュアな気持ちになって、泣くことができた、それもこの旅でのtoriさんの大きな財産ですね。凄く羨ましく思いました。
7. Posted by pon July 26, 2008 23:25
「32」を読み終えてから、なぜかtoriさんのblogに会ってからの事をいろいろ思い出しました。いろんな楽しい事やビックリした事、ささやかな事を拝見してきました。そしていつの間にか楽しくてドップリお邪魔してしまってます。ほんとしつこいようですみませんm(_ _)m blogの中に出てくるtoriさんの気持ちの動きをたくさん見せていただきましたが、ここまで一緒に盛り上がって、そして寂しい気持ちになったのは今回が初めてです。toriさんが旅行に出てからは、旅行中と知ってるのにblogにお邪魔してみたりしてました。旅行中はアメリカのニュースに敏感にもなってました。無事帰ってきたときには嬉しかったです。
旅行記をワクワクして読んで楽しい事ばかりかと思ってましたが違ったんですね。toriさんがじっくり書いた大切な旅行記を読ませていただいてありがとうございました。toriさんが「32」をアップした日に読み終えたのですが、簡単にコメントを書けなかったです。感慨にひたっています。
旅行記をワクワクして読んで楽しい事ばかりかと思ってましたが違ったんですね。toriさんがじっくり書いた大切な旅行記を読ませていただいてありがとうございました。toriさんが「32」をアップした日に読み終えたのですが、簡単にコメントを書けなかったです。感慨にひたっています。
8. Posted by mimi July 31, 2008 00:20
陰からメチャメチャ応援しながら、密やかに読ませて頂いてました(^_^)
toriさんの旅行記は⇒今年のG.W.になんとなぁ〜く「ラスベガスに行きたいなぁ〜」と思ってた時に出会ったページでした♪Lucky☆
パッと見た感じは、文章(情報量)が多すぎる・・・と、読みきれるか不安だったんですけど、チョコッと読むと、グイグイ文章に吸い込まれて、旅行に行く前に旅行した気分になってました(笑)本当に、惹き付けられる文章です!すごいなぁ〜って本当に思います。
まぁ、何と言っても、タイトルが良すぎます。
稲葉さん好きには変わった人が多くても、腹黒いッ気が有っても、皆素晴らすぅい人だ!!が私の信念ですので!!(稲葉さんゴメンなさい。良い意味での奇人です^^)
勿論、この旅行記を読んで私もラスベガスから2日間だけですが、キャニオンツアーに参加しました。たった2日間でしたが、あの大地と空と雲と空気に感動しまくりました!!私もいつかtoriさんみたいにグランドサークルしようと思います!
ハジメマシテなのに、長くなりましたが、本当に旅行記完成オメデトウゴザイマス☆☆
私は、まだ構成がまとまらなくて&日記がメモがバラバラで如何ともし難い状態ですので。。。
次の中毒も楽しみにしてますので(^^)/マタキマス
9. Posted by MASA December 22, 2008 07:05



