2017年01月29日

「マグマ」リリース20年。

1997年1月29日にリリースされた
稲葉浩志ファーストソロアルバム「マグマ」。
リリースから今日でちょうど20年です。
もう20年か!
ひぃ〜、私も年をとるはずだ。
まだ聴き続けていますよ。
1997年の私は、2017年に自分が
生きているかどうかも分からなかったけど
どうにか生き延びてきました。
今日はマグマのことというよりも、
20年前の私を振り返ろう。

20年前の私は相当ひねくれて
とんがっていたと思います。
日記に将来の自分の姿を
思い描いて残しているのですが、
「こうなりたい」というよりも、その逆で
こうなりたくない」という姿を
箇条書きにして思い描いておりました。
普通は「こうなりたい」と描くものだろうに。
さすがひねくれものの私だ。
こんな思い描き方をしていたなんて
すっかり忘れていましたが。
さらに、ひとつひとつ書いてあった具体例が、
夢多き若者が思い描く内容ではない。
「そんな人生を最初から望んでいたの?!」と
今の私がびっくりするような内容が
書かれていました。

で、それから20年経ってどうなったかというと。
こうなりたくない」と挙げたこと全て、本当に全て、
私の人生には入り込んできませんでした。
いやー、びっくり。
ある意味、思い描いた将来を
手に入れたということですな。
私の人生はブレまくりだと思っていましたが、
20年前に立てた誓いは守り抜いていたようです。
こうなりたくない」の方向に
流されそうになったことも
何回かあったりしたんですけどね。
単なる結果論のような気もしますが。

ちなみに20年前の日記を読んでいて
「変わらないなぁ」と思ったことは、
テストは退出OKになったらさっさと帰るところ。
これは今も全く変わっていないです。
あらゆる試験で、すぐに帰ります。
一発合格しないといけない国家試験でも
とっとと帰りました。
せっかちなんですよね。
基本的に問題は斜め読みで見返さない。
もうちょっとね、ゆっくり考えるとか、
ちゃんとチェックするとかすれば
点数も上がるんじゃないかと思うんですけど。
社会人になってからだと思っていましたが、
学生時代からそうだったんですな。

当時の私はキリスト教系の学校で
英語の勉強をしていましたが、
テストの解答で無神論的なことを書き殴って、
ネイティブの英語教師から
あなたはhard-headedでunusualだ」と
コメントを書かれて、「うるせーな」と
心の中で逆ギレするような学生でした。
当時の自分の気持ちは分かるんだけどねぇ。
立場と状況を考えなかった私が圧倒的に悪い。
学生にhard-headedでunusualと言い放つ
先生もすごいけどw
ハッキリしております。
当時の私は、人の顔色をうかがって
嘘をついたりすることが嫌いで、
偽善者になりたくなくて、
正直でいたいと強く思っていました。
生きることから逃げ出したい気持ちにさえ
すごく正直でした。

もう一つ、別の先生とのやりとりで
心に残っているもの。
とんがりまくっていた私は、
国語系の授業のレポートで
ものすごくとんでもないテーマを選んで
ものすごくとんでもないことを書きました。
個人的な体験を元にあることを感じたのですが、
最終的には「こういう国の制度を作ってしまおう」
というような趣旨にまとまりました。
抽象的に書くとありきたりですが、
内容がとにかくとんでもなかった。
残念なことに
当時の文章が残っていないのですが、
残っていたとしても
とてもここに掲載できるような内容では
ございません。
子供が読んだら泣くw
内容はとんでもなかったけど、
当時の私は本気でした。
極論を振りかざして常識の殻を破りたい、
という気持ちもあったと思いますが。
今の私にはとても書けないようなこと。

先生は日本人だったんですけれども、
レポートがなかなか返却されてこない。
これは呆れられちゃって採点対象外かな、と
不安なった頃に返ってきました。
ドキドキしながら見たら、原稿用紙の余白に
先生のコメントが書かれていましたが、
書ききれなかったようで
裏面にもびっしりと続きが書かれていました。

肝心な国語表現についての採点部分は
褒め殺しで、誤字脱字の修正もなくて小躍り。
これの1本前のレポートは誤字が多くて
何か所も修正されていて凹んだんですよね〜。
このblogも誤字脱字が多いですが、
放置状態です。
言葉を大切にしていない…。
しかし、この時のレポートは暗記するほど読み返して
自分でも完璧だと思った状態で提出したので
表現面で◎をもらえて嬉しかったです。

そして、最後に書かれた先生の個人的な感想は、
もっと嬉しいものでした。

私はtoriさんのレポートが好きです。
それは、toriさん自身が最後の段落に書いてあることに
共感できるからです。
toriさんほど個性的な考えを書いてきた人は
他にいませんでした。
しかも、単に人と反対のことを言えばよいとか、
非常識であるとか、不真面目だとかいうのとは、
明確に違う真剣さが感じられるのがよいのです。
独善的でないのです。
(略)
toriさんにはこの調子で
書いていってもらいたいと思いますし、
日本にとって、世界にとって
toriさんは必要な人間なのです。
(toriさんのような人がいないと、
日本は変わりようがありません)
頑張りすぎずに、頑張って生きていって下さい。


この言葉は本当に嬉しかった!!
あまりに嬉しすぎて
「よーし私が日本を変えてやる!」と正義感に燃えて
衆議院選挙に立候補してしまったくらいです。
当時こんな私を応援してくださった皆様、
ありがとうございました。
…立候補はもちろん嘘ですけど。

とにかくですね、当時の私は
常識や礼儀にとらわれずに
自分が感じたことを
正直に口に出していきたいと
強く感じながら生活していたわけです。

まさにそんなことを考えていた時に
ものすごいタイミングで
稲葉さんがリリースしてくれた「マグマ」。

ファーストソロアルバム

という甘い響きが、ものすごく好きでした。
当時は「ソロアルバム」に酔いしれていましたが、
「ファースト」も最初だけだから
今思うと素敵な響き。
最近のStevie Salasとの「初フルコラボ」も
なかなか甘くて素敵な響き。

初めて見たジャケ写に衝撃を受けた私は、
とりあえず、あれがB'zではなくて
稲葉浩志なんだ。
それでいいのだ
」と感じたようです。
それでいい」ってナニサマだよw

当時、リリース直前のBEAT ZONEを
書き起こしておりました。
過去のラジオの中でも突出してすごく印象的。


松本さん:で、あの、まあ、
さっきちょっと詞の話をね、まあ、皆さん、
稲葉さんと言えば非常に詞の話を
聞きたいと思うんですけども、
あの、歌いたいこと?

稲葉さん:はい。

松本さん:…っていうか、こんなこと…、
歌いたいことっていうの?
思ってること?
その、トータル的に何か、
通じてるものってあります?

稲葉さん:んー、何でしょうね。
…うーん、そ、作ってるときはその、
例えば、人がこう、暮らしてるときに
わりとその、1番最初にこう、ま、
どこから発信するのか分かんないけど、
脳かどっか分かんないけど、
そういうところで感じたことが
言葉になって出てくる間に、
何らかのいろんな変化を、
こう、して、言葉になったりするとき
あるじゃないですか。


松本さん:うん。

稲葉さん:その、パッと叫ぶときは
そうではないのかもしれないけど、
その、変化してる間にはその、なに、その、
世間一般の常識とか、その、礼儀だとか、
そういうものを考えながらこう、変わってって、
キレイな言葉になったりとか、
実際に思ってることとは違う言葉が
出てきたりすることがあると思うんだけど、
そういうところではない、なんか、
もっとその、直接的な、その、
「こう思ったら、まあ普通、
人に嫌われるなあ(笑)」とか、
そういうふうなことをその、
イイとか悪いとかじゃなくて、
その、出していきたいと…、
イイとか悪いとかがない
世界のモノっていうのををやりたいなあ、
と思ったんですけど。

うん、ま、すごい抽象的なんですけど。

松本さん:…あの、何が、
「何が自由なんだ?」的な?

稲葉さん:うん。

松本さん:ことってよく歌ってるよね、最近ね。

稲葉さん:そうですか(笑)?

松本さん:あの、B'zなんかでもそうだけど、
「何が自由なんだ?」って、
俺うまく表現できないんだけどさあ。

稲葉さん:うん。

松本さん:あのー…、なんか、
自問自答してるような所が結構あるよね。

稲葉さん:ああ、うん。

松本さん:「あ、でも、これは結局
男のわがままなんだよね」
みたいなところでオチをつけたりとかさあ。

稲葉さん:うん、うん。そう…ですね、うん。
…なんかその、結局ほら、けっ、判断を下すときには
やっぱりその、さっき言った、
常識的みたいなものとかさ、
世間一般の、一般というか、

松本さん:分かる分かる。

稲葉さん:法律もあるし、その、
そういうものを考えながら、
モノサシにしてやっぱりやっちゃうから、
そうじゃなくて、その、ま、
人がそういう風に思っ…、
どういう風に思ってもいいんですけど、
ただもうそれを「出したい」っていうだけで、
僕は。

松本さん:うん。あ、自分自身はね。

稲葉さん:うん。イイとか悪いとかじゃくて、んー、
「だ、出してもいいでしょう?」みたいな(笑)。

松本さん:なんか、そういうところがすごいあの、
何て言うの?多いよな。…多いっていうか。

稲葉さん:そうですか?

松本さん:うん…。

稲葉さん:だから、人が全然批判するものでもないし、

松本さん:分かる分かる。…そうそう、俺だから、
そういうこと言いたかったわけ。うん。

稲葉さん:うん。

松本さん:うん。…はい、えー、それではですね(笑)、
非常になんか、

稲葉さん:素のしゃべりになっちゃって(笑)。

松本さん:俺たちが飲んでるときに話してるみたいな感じに
なっちゃったけど、あの、もう一曲紹介して下さい。

稲葉さん:はい。えー、「波」!


…ラジオはこんな感じでした。
稲葉さんの言葉が
あまりに感動的でびっくりでした。
特に「常識とか礼儀とかを考えて
キレイになる前の直接的な言葉を、
良いとか悪いとかじゃなくて
出していきたい
」という部分。
当時の私は「太陽が凍りついたって
私が共感しないはずがない
」と
感想を書いておりました。
そして感動しすぎて母親にラジオを聞かせたところ
「toriが普段言ってることと同じじゃないの」
と言われて、「ますます有頂天になった」と。
有頂天…、よくある言葉ですけど、
18年後にB'zのシングルのタイトルになりますよっと
当時の自分に教えてあげたいですな。

そしてもう一つ私に刺さったのは、
脳かどっか分かんないけど」。
この言葉がすごく嬉しかったようです。
あれですな、無神論的な考え方に
かぶれていたから、
感情が「心」からくるということに
アレルギーがあって
「脳だろ!」と言いたかったんでしょうな。
20年経った今はそんなことは
すっかり忘れ去っております。
もう普通に平気で「心」を連呼。
色々なことに敏感で、繊細で、
物事を深く考えていた自分が
ちょっとうらやましい。
その分すごく傷つきやすくて
自分を追い詰めまくっていましたが。
今は色々と鈍感になって濁り切っております。
当時の自分がうらやましい反面、
鈍感になった方が生きやすいので、
この変化は私にとってプラスなんだろうなぁと
前向きに解釈します。

「マグマ」を聴いた当時の私の抽象的な感想。
具体的なものは当時の私のヤバさが
露骨に出ているから
ちょっと世の中に出す勇気がないw

とても冷静になんて受け止められない。
過激すぎる。
これまで「B'zとそんなに変わらない」
とかいう印象を持っていたけど、
天と地ほどの差があるじゃないか。
「マグマ」自体ドロドロしたものの結晶
なのかもしれないけど、
聴いてる方はそれ以上にドロドロしてるかもしれない。
雑誌なんかには、稲葉さんの詞は
B'zのときと内容も形式も変わらない、
敢えて言うなら詞先くらい、というようなことが
書かれている。
稲葉さんもそう思ってるのかもしれない。
だけど、私にとってはあまりに違い過ぎて
ビックリするしかない。


相当衝撃的だったようです。
常識に縛られたくないと思っていたので、
長い月日でつくられた 
良識をゴクゴク飲み下してる

このフレーズに感銘を受けました。
どうしてここまで共感してしまうんだろう。
私が出した結論と稲葉さんが出した結論が、
一致している
」と当時書いています。
なんでここまで共感しちゃうのかなとか
なんでこんなに歌が上手いのかなとか
自分の中に問いかけるクセも
昔も今も同じだな、私。


1曲目の「冷血」は、私そのものです。
リリース当時も、今も。
どちらかというと今の私に近いかな?
一番自分にぴったりなのが

つきあいの悪さにゃ 太鼓判 押せる

これは、年をとるごとに
拍車がかかってきております。
とにかく断りまくってスルーしまくるから、
近くに残るのは、よっぽど気が合う人か
冷たくしまくってもこりずにしつこく
絡みついてきてくれる人か。
ありがたいと思うのに、
とにかく重い腰が上がらない。
人付き合いも苦手すぎて。
他人からはそうは見えないらしいから
余計にややっこしいことになる。
そのうち本当に誰もいなくなるよ。
稲葉さんはもう太鼓判は押せないかな?
芸能人でも稲葉さんを慕っていることや
交流していることを隠さない人が
増えてきていることからも
人間関係を大切にする稲葉さんの人柄が
見え隠れしているし。
CHUBBY GROOVEみたいに
世界中いろんなところに出かけたりも
しているし。
私も社交的な人間を目指すか?!

だれにも 怒らず」っていうのも
グサッときますな。
「toriさんって怒ることはあるの?」と
周りからたまに聞かれます。
特に環境が変わって新しく出会う人からは
結構な割合で聞かれる。
この質問をされる度に、どう答えていいのか
迷うんですよね。
「もちろんある!」と答えるけど、
「ここだけの話、これまでの人生で怒ったことは
1度もありません。
仏のように世の中の全てを愛でています」と
全力でボケるべきなのか?
単に怒りを表に出さないだけだったり、
自分が不快にならないように
「どうでもいいや」と思うように
しているだけだったりもするので、
優しい人間ではないんだけど。
この20年間で身についたスルースキル。
険悪になりそうな気配を察知した途端に
ボケたフリをして巧妙に話題の路線を変更して
上手に逃げまくる。
正直じゃないですね。
嘘つきのかなりのイカサマ野郎です。
こんなイカサマ野郎ばっかりだと、
温かいココアのカップから立ち上る香りが
唯一信用できるものになっちゃうよね。

自分が嘘つきだから、周りとぶつかりまくっても
絶対に自分の意見を押し通したり
人を傷つけまくって嫌われている人を見ると、
「こうはなりたくないな〜」と思うのと同時に、
どこかでうらやましい気持ちがあります。
今の自分にはできないことだからこそ。
冷血を聴くと、普段かぶっている仮面を
ひっぺがされるような感覚になります。


私は1991年に稲葉さんを好きになりましたが、
きっかけがミュージックステーションの
LADY NAVIGATIONで、
ルックスと歌を好きになりました。
初コンサートは1992年のTIMEでしたが、
私の中の稲葉さんはFILM RISKYとか
IN THE LIFEだったので、
TIMEの稲葉さんのことを、
受け入れられなかったんですよね。
好きになったルックスは91年以前の
稲葉さんだったので。
今思うと、TIMEの稲葉さんなんて
よだれが出るほどおいしそうじゃねぇか!!
当時の自分を殴りたい…。
でもTIMEはすごく楽しかったですけれども。

TIMEでの稲葉さんの路線変更にがっかりしても
好きになることをやめられなかったのは、
ラジオを聞くようになって性格も好きになったのと、
歌とか歌詞だったかな。
92年が終わったら、RUN、9th、
BUZZ、Spirit LOOSEと続いていくわけで、
冷静に考えたら、ルックス的に見ても
やめられるはずがないどころか
ドツボにはまるしか
選択肢が残されていない状況ですが。

そして迎えた1997年。
もうこの時には気持ち悪いくらいに
稲葉さんのことを好きになっていて、
過去の日記を今読むとホントに気持ち悪いし
危ない感じです。

20年前の私は、10年後のことを
考えていました。
10年後っていうと2007年のACTIONの頃か。

10年も経ったら、
今の私なんてカケラもないだろう。
稲葉さんのことも、
多分忘れ去っているだろう。
B'zもとっくに解散して、
伝説だけ残して消息不明。
いつまでもこのままではいられない。
ああ怖い。
悲しい。
いつまでもこの状態が続くと、
今は信じていたい。
なのに、そんなこと絶対ありえないと
分かっている。
信じられない!
稲葉さんが私の中からいなくなる時がくるの?!
ホントに?
うわあ、怖い。

遠すぎる未来に対しては、恐怖しか感じない。
いつか稲葉さんナシでも
平気で呼吸するようになる自分を想像するのは
とてもキツい。
稲葉さんは私の生活の1部に
なりきってしまった。
一方、『生きていけるもなにも、
そんなこと意識の彼方に
すっ飛んでるはずだ』という、
妙な確信がある。
そうだ、間違いない。
稲葉さんナシで、私は喜びも悲しみも
期待も失望も感じているだろう、
遠い未来には。
悲しい。


とっくに解散して、伝説だけ残して消息不明ってww

全体的に相当気持ち悪い感じですけれども、
原文はもっと気持ち悪い部分がたくさんで
結構カットしました。
微妙にenIIIの客出し曲の「あなたなしで〜」を
思い起こさせる言葉がいくつかあるところは
20年前の自分GJ。

私は怖かったんでしょうね。
自分に喜怒哀楽を与える存在が
遠い未来に自分の中から消えているのが。
確かに、この20年でなくしたものは
いーっぱいあります。
でも、10年どころか、20年経っても
B'zは解散していないし、
稲葉さんは私の中からいなくなっていない。
当時の自分に
安心しろ。
存在自体は何も変わらない。
ひたすら今を楽しめ
」と
教えてあげたいですな。
奇跡のようなことが何回も起きるから。
20年前は単なる妄想でも、
それが現実になることも
長い人生の中ではあるから。
とりあえず、1年後と2年後とそして4年後に
とんでもないことが起きるから、
楽しみにしていろ私。
腐ってやめちゃったら
そこで確実に全部終わりだけど、
続けていれば無限の可能性は残るから。

20年間音楽活動を続けてくれた稲葉さんには、
もう感謝感謝。
ひたすら感謝しまくりです。


実は、稲葉さんのソロ活動と私の社会人生活、
ほぼ期間が同じなのです。
ソロ活動というか、マグマがリリースされてからなので、
曲作りやレコーディングとかの期間を含めると
稲葉さんのソロの方がもっと長いと思いますが。

この20年を振り返ると、よく会社を辞めずに
続けたなと思います。
続けるのがいいことだとは限らないし、
辞める勇気が出ないだけでもあったけど。

嫌なことがあっても理不尽なことがあっても
腐らずに前に進むことが難しかった。
モチベーションを保ち続けることも。
最初の頃は腐りまくりながら惰性で続けていただけ
という状態でもありましたが。
腐った私を見捨てなかったうちの会社、
ある意味チャレンジャー。
いや、腐っても隠していただけかな?
利益にならないものは容赦なく切り捨てるから。

私が20年継続できたことは、
稲葉さんのおかげでもあります。
おかげというか、稲葉さんは高尚な言葉で
迷える人間を導こうとしたり
誰かの仕事のモチベーションを
維持させようとして歌っているわけでは
ないような気がするけど。
結局は自分自身がやってきたことなんだけど、
稲葉さんの頑張る姿に触発されたり
「私もああいう姿勢で仕事に取り組みたい」
と思ったりして、都合のいいところだけ
取り入れてきた結果がここです。
私が得てきたものは稲葉さんのおかげでもある。
何も返せないのがもどかしいんだけどねぇ。
バーミリオンの株を買えるなら
絶対に買うんだけど。


20年前、死にかけていた
たった一つの私の魂に届いた「マグマ」。
歌詞に、声に、曲に、すごーく救われました。
当時稲葉さんが言っていた「長く聴いてほしい」
という言葉通り、20年経っても聴いているぜ。
トータルの再生回数、稲葉さん本人よりも
私の方が多かったりして。
今はCHUBBY GROOVEに浮気中だけどな!
もうちょっと浮気は継続しますよ。
っていうか、他のアルバムも聴き続けているから
一体何股かけているんだという感じですが。

しかし、20年聴き続けるって、
中途半端な作品じゃ無理なことです。
それだけ素晴らしいということで。
私が死んだあとも、たくさんの人に
長く聴いてもらえるアルバムだといいな。
そして、当時の私みたいに死にかけている人を
結果的にたくさん救ってあげられるといいな。

「マグマ」リリース100年の記念の年に(西暦2097年w)
世の中でどういう受け止め方をされているか
見届けることができないのが残念だけど。
まぁ、もし見届けることができるとしたら、
私自身が長寿でニュースになりますな。
取材がきてインタビューされたら
「死にかけていた時に命拾いしたのも、
ここまで長生きできたのもマグマのおかげ」と
猛プッシュしよう。

inaba_inaba_k at 00:05│コメント(6)稲葉浩志ソロ 

この記事へのコメント

1. Posted by えま   2017年01月29日 07:39
5 毎回よんでますが今回のは特にすごいな( ̄▽ ̄;)いろんな意味で!わたしもかなりの稲狂だけどtoriさんの一部が稲葉さんでできてることがもうわかりすぎてすげーw

私も稲葉さんがらいないとか考えられないな
稲葉さんより先に逝ってしまいたいとさえおもうけど

自分の人生の転機や苦悶なときに救われる歌手がいてくれるって有難いです
どんだけ好きか?とかどこが好き?なんてきかれても言いようがない

稲葉さんとおなじ時代に生きててよかったな
それしかない
2. Posted by ハル   2017年01月29日 16:04
 toriさんのブログはずっと前からこっそり拝見させていただいていましたが、初めてコメントさせていただきます。

 私もマグマを初めて聴いた時には頭をカチ割られた様な衝撃を受けました。

 もともとは中学生の時、B'zのALONEを聴いて、こんなに情景が浮かぶ歌詞を書ける人はどんな人なのだろうという所から稲葉さんに興味を持ち、ラジオを聴きファンになったのですが
 マグマの歌詞はそれまで知らなかった稲葉さんの一面を知れた事がすごくうれしくて、毎日朝から晩までずっとアルバムを聴いていた記憶があります。
 人を励ますような言葉もないし、前向きな歌詞があるわけではないのに、このアルバムの曲を聴くとなぜだかすごくはげまされるんですよね。

 落ち込みすぎて音楽を聴けない時なんかでも、マグマの歌詞カードを詩集を読むように眺めたりするのも好きなんです!藤田リマさんの挿絵や手書きの歌詞もすべてが私好みの作品です。

3. Posted by 管理人tori   2017年01月29日 17:32
>えまさん
まとまりのない長文で私以外が読んでもおもしろくない内容だと思いますが、私の一部が稲葉さんでできていると言っていただけてすごく嬉しいです!

歌の力って本当にすごいなと思います。
同じ時代で生きていられることもラッキーですね。
4. Posted by 管理人tori   2017年01月29日 17:39
>ハルさん
初コメントありがとうございます。

マグマは衝撃的でしたよね、本当に。
なぜだかすごくはげまされるというの、私も全く同じです。
稲葉さんには励ますつもりはないかもしれませんが。

歌詞カードを詩集のように…私も今度やってみたいです!
絵も素敵ですよね。
稲葉さん、当時理麻さんとは「同じようなことを考えていた」とラジオで言っていたので、お互いに影響を受けていることもあるんじゃないかなと思います。
5. Posted by mom   2017年02月08日 22:56
toriさん

稲葉さんとサラスさんのライブに行ってこられたのですね。おめでとう。よかったですね。
私はツイッターをしないので(できない)ので、ここに書かせてもらいますが、私は「愛し愛され」を聴いて、「This Love」を思い出していました。ハマりまくっています。

あとになりましたが、時々覗かせてもらっています。
いつもありがとう。
コメントを残すのはかなり久しぶりです。
「This Love」のことを書きたくて!


6. Posted by 管理人tori   2017年02月19日 19:54
momさん

幸運にも当選できて参加ができました。
ありがとうございます。
momさんもThis Loveを思い出していたんですね!
あの時のはまり方は異常だったなと自分でも思いますが、AISHI-AISARE、その他の曲のはまり方もThis Loveにちょっと似ているなぁと懐かしく思っています。
グルーヴ感があるからでしょうかね。

この記事にコメントする。


コメントを下さる方、どうもありがとうございます。
現在は全件への返信はお休みしておりますが、
たまに管理人が出没します☆

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